
アナログレコードへの関心が高まっている現代に最適な1冊。個人はもとより図書館や博物館からも「古いレコードを所蔵しているものの、盤面を見ても年代も記号の意味も何もかも分からない」という声が聞かれる。本書はそんなレコードを所蔵する人々の現場の声から生まれた。趣味性が高いがゆえに学術史料として扱われにくかったSPレコードを、いかにして史料として読み解くか。本書は、昔のレコードを現代に活かす「レコード・アーカイブ学」を提唱し、SPレコードの扱い方、歴史、メタデータの取得法、世界のデータベースの現況を解説したSPレコード・ガイドブック。
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