ピアノ作品をシューマンの世界観にもとづいて選曲・構成した。第5巻の収載曲は《アラベスク》Op.18、《花の曲》Op.19、《フモレスケ》Op.20、《ウィーンの謝肉祭の道化》Op.26。4つの作品を解くキーワードは「ウィーンの希望と挫折」。このキーワードは、シューマンの作品を弾く上で必ず知っておきたい事柄であるとともに、新たな発見を得る手がかりとなるでしょう。
解説は、アナリーゼの視点を作曲家の町田育弥、文学的な視点をドイツ文学者の識名章喜が執筆。シューマンに不可欠な2つの視点から作品を眺めることで、より深い理解につながること間違いなし! 楽譜は、様々な原典版を比較検討した音楽之友社オリジナル版に、リストの高弟エミール・フォン・ザウアーの運指を付加した。
続きを読む