「うう…きょうは ほんとに さむいなぁ」
布団の中でふるえていたら、お母さんがあつあつスープを作ってくれた。
ところがよく見ると、なにやら動いている緑の物体が!
その物体は、ビート板を持ってスープの中をひと泳ぎしたり、じゃがいもの上に座って優雅に釣りなんかしちゃってたり……。
しかし、ぼくの大事なスープ。勝手をさせるわけにはいきません。
スプーンで掬いあげて、
「キミ ぼくのスープで なにやってるの?」
と聞いてみると、緑の物体は「まめぞうせんぱいってよんでくれ」と言い、「おれを たべれば げんきひゃくばいあたたかくなれるよ」と挑戦を挑んできます。
さて、ぼくとまめぞうせんぱいの対決やいかに!?
魅力は、なんといってもまめぞうせんぱいのキャラクターでしょうか。
人のスープに勝手に入っていながら、泳いだり、釣りをしたり、本を読んだり、なんというか……うーん、悔しくなっちゃうぐらいすごく楽しそう。さらに余裕の様子かと思いきや、追い詰められた時に見せるピンチの表情もたまらないんです。
思わず突っ込みたくなるまめぞうせんぱいの魅力が炸裂! の一冊。
はたしてぼくの体が温まったのかどうかは、ぜひ絵本で確かめてみてくださいね。
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
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