トカゲ、カメ、ヘビ、ワニ──。地球上には、私たちが想像する以上にふしぎな形をした「は虫類」が暮らしています。実は日本の公園や川沿いでも、身近に出会える野生のは虫類がいるのです。
本書では、世界から日本まで幅広く「どうしてその形なのか?」という視点で、は虫類を紹介します。たとえば、長く伸びた首を持つカメ、まるでドラゴンのようなトカゲ、不思議な模様をまとうヘビ…。同じ仲間の中でも、びっくりするほど姿が違う種類をならべて見比べることで、その形のひみつや進化の理由が自然に理解できます。
著者・写真は、日本でもトップクラスの爬虫両生類の撮影・解説者として知られる川添宣広氏。美しい写真とわかりやすい解説で、子どもたちの「なぜ?」に答えます。
学校の授業や調べ学習にも役立ち、「見る」「比べる」「考える」体験を通じて、自然科学への関心を深めることができます。
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