
水彩画の優しい色使いが、ほっこりと印象深い一冊。
「もしもし、げんき?」「うん、げんきだよ」という、とてもシンプルな会話を中心にしたストーリー展開なので、言葉を覚えたての小さいお子さんとも楽しめそうな読み聞かせ向けの作品です。おうちにあるぬいぐるみなどのおもちゃを使って、「もしもし、げんき?」と、会話を真似してコミュニケーションの練習をしてみるのも◎。
そして、大人の視点では「何気ない日常こそが大切な瞬間の連なりなんだ」というメッセージを伝えてくれる優しい絵本です。
(福田貴子 絵本ナビライター)

もしもし、げんき? うん、げんきだよ。ああ、よかった。げんきでよかった。なにもなくてよかった。きょうもみんなが げんきでよかった。きょうもみんなに なにもなくてよかった。あしたもあさっても、そうだったらいいな。これからもずっと、そうだったらいいな。ずっとずっとそうでありますように。たいせつな あなたへ。淡く儚くも、いのちの存在感を放つ絵本。
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