
四季を追ってドングリの成長を観察し、雑木林の昆虫やドングリを食べる動物たちの生活も紹介。さまざまな種類のドングリものった、役立つ本。

3歳1ヶ月の息子に読んでやりました。息子はどんぐりを見つけると、大きな声を張り上げ、うれしそうに拾い集めます。親からするとなんでそんなに珍しいかね、とあきれそうですが、なんか楽しいんですよ、どんぐり拾い。先日、あるどんぐりをフライパンで煎って食べました。特別おいしいというわけではありませんでしたが、食べられることにちょっと驚き。それなら、とことんどんぐりを知りたい!と。
写真で綴るどんぐりの生態です。どんぐりと呼ばれる木の種類や見分け方もありますが、よく虫食いどんぐりを見つけるのはなぜかとか、どんぐりを食べる方法など、色々と描かれています。読み聞かせるというよりは、図鑑のように写真を次から次へと見て、その生態を知ることができるのです。こんな虫にどんぐりの実はやられているとは知りませんでした。大変勉強になります。
どんぐりの生態を知ると、今拾っているのがどんな木なのか、とかもっと違う形のどんぐりを探そうよと段々欲が出てくるものです。それもこの本を読んだおかげで、今までみたいに遠目であきれているよりは、息子とのコミュニケーションが増えた気がします。拾ってきたどんぐりは、砂場でどんぐりケーキを作るそうです。
自然に親も興味をもつとコミュニケーションが広がります。 (minatsuさん 30代・ママ 男の子3歳)
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