
食べると必ず幸せになれるという不思議な木の実「しあわせの木の実」。 ニコは「しあわせの木の実」を食べて町一番の人気者になりたいと、手を尽くします。 水をたっぷり与えてみました。 光を与えてもらえるよう、おひさまにお願いしました。 木に向かって歌を歌ってみました。 …でも、しあわせの木の実はまったく実りません。 とうとう諦めてしまいます。 実はこの「しあわせの木の実」、「しあわせに気づくと実ができる木」だったのです。 ニコは自分の幸せに気づくことができるのでしょうか……。
昔話風のストーリーの中に、今の私たちにも通じる「しあわせとは何か?」の本質を伝えてくれるメッセージのこもった一冊。 少し疲れているとき、心が迷っているときにページを開くと「しあわせってこういうことなんだよね」と発見があるのではないでしょうか。 明るいタッチのイラストからも優しい気持ちを教えてもらえる絵本です。
(木村春子 絵本ナビライター)

しあわせになれるふしぎな木の実を育てようとがんばるニコ。一生懸命お世話をしても、なかなか実はなりません。けれど、ある出来事をきっかけにニコは大切なことに気づいて――。子どもにはやさしい気づきを、大人には忘れかけていた大切な想いを届ける物語。読み終える頃、あなたの心の中にもあたたかな実が宿るはずです。贈り物にはもちろん、自分の手元にも置いておきたい美しい一冊。
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