『百分橋を越えて』では、読者を台湾・新竹県北埔郷の南埔コミュニティへと案内します。
ここでは、青年と年長者が協力して行政区分を越えた農村の生態系づくりに取り組み、「共によくなる、共に栄える」という理念を中心に、自主的で持続可能なエネルギーと生命力を発揮しています。
南埔コミュニティは、北埔郷の“穀倉”ともいえる地域で、他の農村と同じくさまざまな課題に直面しています。
しかし南埔は、並外れた先見性と行動力がありました。
百年の歴史をもつ水路の改修をきっかけに、長老たちの記憶が呼び覚まされ、青年たちの活力が湧き上がり、さらに客家の山村に受け継がれる伝統的な自然信仰が、重要な力として働いたのです。
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