歌って、踊って、ドキドキして――
そっと背中を押してくれる、勇気と優しさの物語
まんまるなたぬきどんは、ある日、羽が一枚しかないセミのみんみに出会います。
みんみは、けがをしたコガネムシに自分の羽をあげた、心優しいセミ。
でも、ほかのセミからは「へんてこりん!」と笑われ、「お前を好きになるセミなんていない」と、からかわれてしまいます。
落ち込むみんみに、たぬきどんは言いました。
「みんみは せかいいち やさしいセミだ
ぜったい すきになってくれるこが いるよ!」
みんみを好きになってくれるセミを探すため、ふたりは森へ出かけます。
みんみは歌い、たぬきどんはポンポコとおなかをたたき、楽しい音楽にまんまるな仲間たちも加わって大合唱!
そんなとき、助けを求める声がひびきます――
勇気とは、“強い優しさ”。
みんなと違うことや、認めてもらえないこともある。
それでも誰かを助ける優しさが、未来をひらく。
笑って、踊って、ちょっぴりドキドキ。
読み聞かせにもぴったりな、友情と勇気の物語です。
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