どのいろも、だいじな いろ。
“いろだま”のクロちゃんは、暗いどうくつで一人、ひざをかかえていました。
「どうして、ぼくは こんなに くろいんだろう。
ぼくのいろって、こわがられる、いらない いろなんだよ…」
そんなとき現れたのは、フクロウじいさん。
クロちゃんを背中に乗せて、空に飛び立ちます。
出会ったのは、自分の「いろ」に悩む、「あか」や「しろ」、「とうめい」のいろだまたち。
みんな「じぶんなんて…」と、しょんぼりしています。
フクロウじいさんは、森の広場に、みんなを集めて言います。
「ちがういろどうし、ちからをあわせるのじゃ
ひとつになって からふるぼーるになるのじゃ」
いろだまたちは冒険に出発!
さばく、うみ、やま、こおりのせかい――
旅の中で、自分のいろが、誰かのために光っていることを知っていきます。
そして、大切なことに気づくのです。
「ちがい」を大切にしたい、すべての子どもたちへ届けたい絵本です。
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