本書はゴフマンが1953年に提出した博士論文の翻訳であり、現在でも色あせることのない相互行為秩序論の原点にあたるものである。
ゴフマンには多くの著作があるが、その大部分は博士論文の内容を精緻化したものといえる。つまり、ゴフマン社会学のエッセンスが詰め込まれた本書を読み解くことが、相互行為秩序論を理解するうえで重要になってくる。
ゴフマン研究で著名なヴァンカンによる序文はもちろん、訳者による丁寧でわかりやすい翻訳・解説・訳注は、その理解を助けるうえで非常に役立つだろう。
原書名:Communication Conduct in an Island Community
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