手の機能評価のための、新たな枠組みを示す一冊!
手の障害をどのように診たらよいのか、回復すべき手の機能とは何か、ということは作業療法士の重大な関心事である。しかし一方、手の機能を“診断する”ことは容易ではない。
手の巧緻性とは何か、手がどのようになれば正常機能に近づいたと言えるのだろうか、手や上肢の動作を関節運動と筋力、動作速度という観点からのみ評価するだけでよいのだろうか。
鎌倉は手を診る視点として、手のフォームと動きのパターンについて提唱している。
「フォームを形成する」という手の“動きのかたちを産出する能力”こそが、実は人の動作を解く鍵である。
患者の手のかたちを見れば、たとえその時、何かをしていなくても、その手の機能をある程度予想することができる。
本書が書かれた目的は2つある。
その1つは、作業療法士が行う手の機能評価に関してひとつの枠組み(考えかた)を提案すること、
2つめは、臨床で手のフォームと動きのパターンを診断するための、基準となるべき正常類型を解説することである。
付録つき!
付録1:『NOMA手・上肢機能診断』
付録2:早見表:手のかたちと動き(静止のフォームと動きのパターン)
続きを読む