この本は伊豆新聞(静岡県)の平成27年6月14日から毎週日曜日、55回にわたる連載を書籍化したものである。
筆者は日本全国の仏像修理や調査、人材育成に関わってきた。その中でも伊豆は筆者にとって活動の原点である。
本書には学生時代、伊豆韮山国清寺の仁王像に出会って以来、仏像修復を一生の仕事とし現在に至るまでの、伊豆地方の仏像修復とそれを通じた人との関わり、新たな発見が記されている。
また、筆者自らの手により描き加えた巻末の図は、修復家ならではの木彫仏のわかりやすい解説となっている。
本書を片手に伊豆を訪ね仏像を通じて自然や人に触れ合える、そんなきっかけにもなる一冊である。
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