本書は、住宅設計における理論とその実践、あるいは実践とその検証というものが設定できるとして、これまでに設計した作品を大きく4つに分け、それぞれに〈住宅から都市へ〉のテーマを各コラムとして解説している。また作品集としての側面と、建築論としての側面の2つが同時並行的に構成されているといってもよい。例えば作品集として、各作品の設計内容を写真と図面及び解説文で示しているが、住宅と都市の関係を写真や図面を用いて用いて表現したものでもある。また建築論として、住宅と都市のあり方を様々な事例を用いて説明しているが、あくまで個人的な経験からではあるが、ぜひ訪れてみて欲しい都市や建築のガイドブックとしても役立てていただきたい。
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