おにぎり忍者、うんちざえもん参上――!?
ごはんの時間なのに、遊んでばかりのなつたろう。
かんにん袋の緒が切れたお母さんに怒られた次の瞬間、
なんと、からだが小さくなってしまいました。
(こっちに、おいでよ)
どこかから聞こえてきた声に
導かれて飛び込んだのは自分のからだの中。
そこで出会ったのは、
「うんちざえもん」と名乗る、
ふしぎなおにぎりの忍者でした。
口から出発し、食道をすべり降りて、胃のプールへ。
小腸ではおともだちに栄養をおすそ分けし、
大腸で水分をわたしたら……。
最後はからだの外へ、どーんと飛び出すことに!
なつたろうとうんちざえもんの、
へんてこで楽しい、からだの中をめぐる
大冒険がはじまります。
食べものは、からだの中でどう変わっていくのか。
うんちは、どうやってできるのか。
好き嫌いをしないことは、どうして大切なのか。
そもそも、なんでうんちをしないといけないのか。
大人にとっては当たり前でも、
子どもに説明するのは意外とむずかしい、
食べることとからだのしくみ。
本書は親子で笑いながら、
食べものの旅をたどれる絵本です。
作者は、医師であり作家としても
活躍する中山祐次郎さん。
絵は『はじめてのよのなかルールブック』などで
知られる林ユミさん。
何度読み返してもドキドキ、ワクワク。
ふたりの旅を通して、
「私たちは食べたものでできている」ことが
楽しく伝わる一冊です。
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