「ポンちゃん」 なかなかよいと思う みんなの声

　紅、白、コバルト、黒、黄色の色紙だけを使った切り絵の絵本です。松谷みよ子さんの赤ちゃん絵本を思い出すせいか、私もどこか懐かしいような新しいような感じを受けた絵本でした。
　かわいいおんなのこのポンちゃんとちいさなことりのおとこのこピコの日常のお話、２歳からの絵本にしたらたっぷりしているとおもいます。登場人物と主要アイテムはずっと同じ色ですが、お花や蝶々が組み合わせや形を変えることで限られた色とは思えない豊かさで、２歳の娘は気に入っていました。

色や絵がとってもシンプルではっきりしているのがよかったです。
息子は、ポンちゃんとピコのやり取りが気に入ったようで、真剣にみていました。
生活のルールも書いてあり息子にいいかなと思いました。
かわいらしい絵で私も気に入りました。
わかりやすい内容がとてもよかったです。

単純な形と綺麗な色使いが印象的な絵本ですね。
日本人のセンスでは、なかなかこんな絵本には
ならないだろうなぁって思いました。
主人公のポンちゃんの首が無いのが
私的にはとっても気になりますが。
ポンちゃんと鳥のピコが一緒に遊ぶのですが
ポンちゃんがピンチになったら、ピコが機転を利かせて
フォローするので、ホッとしますね。
こんなお友達が１歳１０ヶ月の娘にも
いてるといいなぁって思いました。

レトロなのに新しく新しいエッセンスはあるのにどこかしら懐かしさを感じる事が出来る表紙に魅せられてこの絵本を選びました。色遣いも独特で素敵でした。たった５色の色でこれ程までに素晴らしい世界を表現できるとは驚きでした。主人公の女の子が友達と楽しい時間を過ごしている様子が生き生きと描かれていたのが伝わってくる絵本でした。娘は大好きな黒が登場する度に目を輝かせて聞く事が出来ました。