ひなゆきママ

ママ・50代・茨城県、女の子20歳　女の子17歳

自己紹介: ９歳と６歳の女の子たちのママです♪

最近では、図書館で借りてくる、幼い頃に読んだ懐かしい絵本に加えて、
小学生になった上の娘が、学校の図書室で借りてくる一回り小さな文庫本が
とても新鮮にうつります。
読んだ後で、親子でそのお話についていろいろ教えあったりする時間も楽しみです。

下の娘は、文字が読めるようになり、少しずつ一人で本が読めるようになってきました。
でもまだ、読み聞かせの方が好きな年齢。枕元に読んでほしい本がいつも置いてあります。

これからも、親子でたくさんの児童書や絵本に触れていきたいと思っています。

ひなゆきママさんの声

全1件中 1 ～ 1件目

最初のページ　前の10件　1　次の10件　最後のページ

すみれ、たんぽぽ、てがみ♪　　

投稿日：2009/08/31

とんことり
	作: 筒井頼子絵: 林明子出版社: 福音館書店

実母の影響で、昔から林明子さんの絵本に多く触れて育ちました。
優しくて温かいぬくもりの感じられる挿し絵は本当に素敵です。
ぜひ、手にとってページをめくってみてください。

上の娘が３歳の時、初めてこの「とん　ことり」を読んであげました。

初めて越してきた山のみえるまち。
日中、忙しく引っ越しの片づけをするお母さんの傍らで
ひとりつまらなそうに遊ぶ女の子「かなえ」の姿が
とてもいじらしく描かれています。
（おはじきをする姿が懐かしく可愛らしいです♪）
そんなかなえのもとに「とん、ことり」という音とともに、
毎日、差出人のわからない贈り物が届きます。
最初はすみれ、次はたんぽぽ、その次はお手紙。
そしてまたあの音がして、おりがみの人形が届いた時、
かなえは勇気を出して玄関のドアをあけました。
すると、とっても嬉しい出会いが待っていました。

娘はこの「とん、ことり」というフレーズよりも、
絵本の中でかなえちゃんがつぶやく
「すみれ、たんぽぽ、てがみ・・・。」
という、台詞が大のお気に入り！！
読んであげた時のリズムが良かったのか？
「すみれ、たんぽぽ、てがみ！」
と後から何度も繰り返し口にしていました。

また、絵本の中の「かなえ」の部分を娘の名前に置き換えて
お話してあげると、とても喜びました！！

今思えば、幼稚園に入園する前の娘の不安な気持ちと
お友達がいなくてつまらないというかなえちゃんの気持ちが
ちょうどぴったり合っていたのかな？と思います。

参考になりました。