ロングセラー絵本マグカップ どうぞのいす(絵本ナビオリジナルグッズ)
税込価格:¥1,980

うさぎさんがつくった椅子をめぐって、次々に繰り広げられるとりかえっこ。「どうぞ」にこめられた優しさが伝わってくるロングセラー絵本『どうぞのいす』は、1981年に発売以来、40年以上もの間子どもたちに愛され続けてきました。
作者は沢山の傑作絵本を世に送り出されてきた香山美子さんと柿本幸造さんの名コンビ。予測のつかないユーモラスな展開と、愛らしい動物たちの姿に夢中になった子どもたちも多いはず。
そんな、どこまでも温かく優しい絵本『どうぞのいす』の世界を、日常の中でも味わってみませんか? ;
『どうぞのいす』の世界が、 絵本ナビオリジナルグッズ「ロングセラー絵本マグカップ」シリーズの最新作ととして登場です!
マグカップの正面に描かれているのは、完成したいすと「どうぞのいす」の看板をかかえたうさぎさん。裏面には、くりをいっぱい持ったりすさんが「どうぞならば」といすの上のパンをいただく場面です。さて、この間にはどんなストーリーがあるのでしょう。想像がふくらみますよね。
ぬいぐるみでお話を再現できちゃう!? ロングセラー絵本『どうぞのいす』がぬいぐるみセットに。
手触りはふかふかで柔らかく、絵本に忠実なフォルムや色味も魅力的なポイント。キャラクターたちは全て座らせることができます。はじめにやってきたのは……?
愛らしい動物たちが次々に登場し、ページをめくるたびに、食べ物がテンポ良くとりかえっこされていく様子は、何度読んでも愉快です。面白いのは、本人たち同士が誰も直接会っていないということ。つながっているのは「どうぞのいす」の言葉のみ。子どもたちは、目の前で繰り返されるその様子を見ながら、どんなことを考えるのでしょうね。
柿本幸造さんの描く、どこまでも温かく優しい絵と共に、きっと長く心に残る絵本となることでしょう。年齢を経ても、繰り返し読んであげたくなる一冊です。
ふふっと優しい気持ちになるお話
子どもに初めて読み聞かせたとき、うまくできたお話だな?と大人までも楽しみながら読みました。
他人に迷惑を掛けない、その代わり他人からも迷惑を掛けて欲しくない。日本はそのような社会になっているなと感じることがあります。例えば、電車で妊婦さんや高齢の方に席を譲るにしても、「迷惑になったらどうしよう、、」などと考えてしまい結局行動にできないような人もいるでしょう。
この本では、可愛い動物たちが次の人のためを思い、自分の持っている物を置いていきます。あれやこれやと考えず、さらっと自然に思いやりを置いていく。私は読んでいて、ハチミツを食べて代わりにパン1本だけ??!と少しつっこんでしまったのですが(ハチミツの方が圧倒的に高価なので笑)、そんな難しく考えなくていいのです。優しさはとてもシンプルなもの。その時に自分ができる範囲で渡せばよいのだと教えられました。先ほどの席を譲る話も、自分が行動した後のことあれやこれや考えるのではなく、自分ができることをする。子どもにはこのお話のような優しさを持っていてもらいたいです。
ちなみに、2歳の息子はどんぐりが最終的にくりになってしまったおもしろさはまだ理解していないようです。優しい画のタッチと動物たちが次々と「どうぞ」をしていく様子を楽しんでいます。
投稿日:2025/07/08
どうぞの気持ち
たいへんなロングセラーのえほんですね。図書館などには、よく、このイスにそっくりの実物の椅子が展示してたりましますね。この絵本が好きな人が作ったのかな。どうぞ…という、やさしい気持ちが伝わる絵本ですね。
投稿日:2025/06/03
優しい世界
とても温かい気持ちになる一冊です。
「あとのひとにおきのどく」
普段なかなか使わない、けれど気持ちが温まる優しい言葉。娘とその言葉をこの絵本を通して共有できたことを嬉しく思いました。
知らない誰かに少しの優しさを。
あれこれ考えすぎて、頭がパンクしそうになってしまう気持ちの余裕があまりない私ですが、
肩の力を抜いて、もう少し穏やかな気持ちで過ごしたい…そんなことを感じた絵本でした。
投稿日:2025/03/21
素敵な思いやりのイス
4歳(年少)の息子が発表会で劇をやることになり、再読しました。
絵がとっても可愛らしいので、2歳頃に読みましたがそのときはあまりヒットせず・・・
ですが、少しお兄さんになり「どうぞのいすは思いやりのイス」と理解していました。
「おきのどく」難しい言葉ですが、絵本を聞いて理解しているように思いました。
音楽劇ができるようお歌もあるのですが、とっても可愛くてオススメです♪
絵本と合わせて聞いてもらいたいです^^
投稿日:2024/01/29
どうぞのいすというから
席を譲る話かと思ったら、全然違いました(笑)
しょっぱなから「ろばさん座らないんかーい」と心の中でつっこんでしまい、次に来たくまさんには「全部食べちゃうんかーい」とこれまた心の中でつっこんでしまい、さてどうなることやら…と、読み聞かせている私本人も一緒になって楽しんでしまいました。
単に思いやりというだけでなく、皆がちょこっと後の人のことを考えるだけで世界はちょこっと面白くなるんだよーということが子供にも伝わったらいいなと感じました。
投稿日:2023/10/10