■本書の概要
「命ある存在に気付き、守ろうとする子を育てたい! でも、都市域で自然体験を通した環境教育を実践するのは難しい」と思っていませんか? 本書には、身近な自然を活用して教科等横断的な環境教育プログラムを開発・実践した例が豊富。豊かな自然体験を保障する場を整備、活用する方法についても紹介しています。生物との直接経験が生物の名前や生息環境の認識及び環境問題への関心に関与していることを明らかにした調査結果は必見。
■本書からわかること
自然と共生する道を選ぶ最後の時。
子どもたちが自然との付き合い方を学び、よりよい未来を自分たちでつくれるようになるための環境教育のあり方がわかります。
〇子ども時代の自然体験が、自然共生社会の担い手へと導く
〇生物との触れ合いの実態から、今後の環境教育の方向性を知る
〇身近な自然を活用した環境教育を進める際のポイントがわかる
〇どのように授業を展開していけばよいのか、実践例から学べる
■小学校低学年の実践
「やそうとなかよし」(第2学年)
「土の中のたからもの」(第2学年)
■小学校中学年の実践
「いろいろなこん虫のくらし」(第3学年)
「ヤゴの育ちとかんきょう」(第4学年)
「生き物のくらし,つながり」(第4学年)
■小学校高学年の実践
「『ミニ田んぼ』とその周辺の生き物調査」(第5学年)
「守り育てよう!学校の豊かな自然」(第6学年)
「樹木とわたし」(第6学年)
〇子どもと自然をつなぐ場を、どのように整備、活用すればよいかがわかる
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