著者は消化器内科の専門医。これまで3万件を超える内視鏡検査を行ってきました。
その検査で多くのがんを早期に発見し、早期治療につなげてきたといいます。
しかし、早期発見・早期治療しても、その後にがんが再発する患者がいます。
その一方で、ステージ?と診断された末期がんでも、
がんの進行が止まり、元気になる患者もいます。
なぜ早期がんでも命を落とす人がいて、末期がんでも助かる人がいるのでしょうか?
大勢の患者と接するなかで、
がんが進行していても治癒する人には、共通点があることに気がつきました。
それは、心のあり方でした。
心のあり方によって、がんが悪化することもあれば、快方に向かうこともあるのです。
がんになったことで不安に押しつぶされそうになったり、
つらい治療に耐えても治らないのではないかと
不安な気持ちになっている方々は大勢いらっしゃることでしょう。
がんの治療は、ネガティブな感情を消すことから、始めないといけないのです。
心に「スイッチ」を入れて、ネガティブな感情をポジティブに転換する。
それが本書でお伝えしたいことの核心です。
その方法を本書にはできる限り詰め込みました。
がんに負けそうなとき、不安に押しつぶされそうなときに
本書を何度も開いて読んでいただきたいと思います。
【目次】
Part1 妻を脳腫瘍で亡くした体験が、私をがん治療へ導いた
Part2 心のスイッチが入れば、がんは自然に消えていく
Part3 心のスイッチを入れて、がんから解放される
Part4 「食い改め」て、がんを防ぐ
Part5 がんを発見する最先端検査「循環腫瘍細胞検査」
Part6 自然治癒力を高め、がんのアポトーシスを促進するがん治療
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