東日本大震災から4年。うちのめされそうななかで、前向きにいきなければという、ひとりひとりの行動が、まわりの人々に希望と勇気をあたえている。朝日新聞記事・テレビ番組などをもとにして製作した版画で構成。
あの東日本大震災の悲劇と、生きていこうとしている人々の姿が、木版画を通して描かれています。
津波で命が奪われていくシーンなどは、どのような気持ちで木を彫りこんでいったのかを考えると、作者の鎮魂歌のようにも思えました。
きっと風化させてはいけないという願いをこめたのでしょう。
思い出される風景がいっぱいありました。
忘れてはいけないし、伝えていかなければいけない絵本だと思います。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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