新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり
水の扉

水の扉

作: 橋本 香折
絵: 橋本 淳子
出版社: ひくまの出版

税込価格: ¥1,430

ご注文いただけません

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 1998年06月
ISBN: 9784893172242

ベストレビュー

桜がなけりゃ、植えればいい

おばあさんの死がきっかけで、敬輔はおばあちゃんが土手の桜並木の話をしてくれた昔のことを思い出します。そして、突然現れた河童につれられ、時間を超える扉を通って、おばあちゃんが子どもだったころの昔へさかのぼるのでした。

おばあちゃんの死を知らされてから、敬輔は、家が近くなのに、なぜそばにいなかったのだろう、桜の花が大好きだったおばあちゃんをなぜひとりで死なせてしまったのだろうと、思い悩みます。

子どもを持つ父親として、この敬輔の言葉は私の胸にグサリと刺さりました。私は車で10分くらいのところにある実家に住む両親になかなか会いにいきません。もし何かが起こったとき、私自身は敬輔と同じ、あるいはそれ以上に苦しむでしょう。しかし、敬輔と同じ気持ちを抱くほど、息子や娘はおじいちゃんおばあちゃんの思い出をもっているでしょうか。

死は誰にでも訪れるものです。でも思い出はいつでも心のなかから引き出すことができます。この引き出しの中身を作ってやることが、息子としての自分、そして父親としての自分の役割ではないかと改めて思いました。
「桜がなけりゃ、植えればいい」と昔に戻った先で出会った少女に敬輔は言われます。そうなんですね、また植えればいい。思い出も作ればいい。

68ページしかない小さな本ですが、小学校中・高学年の子どもに読んでもらいたい一冊です。
(はしのさん 40代・パパ 男の子14歳、女の子12歳)

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

1,870円
1,540円
3,080円
1,572円
1,650円

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

2,640円
1,980円
1,650円
1,650円

出版社おすすめ




児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

水の扉

みんなの声(1人)

絵本の評価(3.5

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら