のりもの好きな子大集合!
毎日暑い日が続いています......とはいってもまだ東京は梅雨明け前なのですよね。
水分補給をしっかりして、この暑さを乗り切りましょう。
さて、今日ご紹介するのは今年17刷を迎えたロングセラー『いいタッチわるいタッチ』(安藤由紀著)。
子ども自身が“自分を守るために大切なこと”を学べる絵本です。
プールにいったイヌの子どもたちは、お母さんから「くちと みずぎで かくれるばしょは じぶんだけの たいせつなところ」と教わります。そして、愛されるタッチと、そうではないタッチを学んでいきます。プールに行く機会が特に増えるこの季節、大切なことをお子さんと話し合ってみてはいかがでしょうか。
出版社からの内容紹介
”子ども自身が“自分を守るために大切なこと” を学べる絵本。
人を愛したり守ったりする「いいタッチ」と、人に暴力をふるい権利を奪う「わるいタッチ」があることを知って、自分の身体を守ろう!という教育絵本です。
決してあってはならないことながら、子どもが性被害に遭遇しやすい現代。そんな時代を反映し、復刊ドットコムサイトでの得票数が急激に伸びました。
本作に投票してくださった皆さまの声にお応えして、待望の復刊です。
子どもは、どこまでが性的虐待か、わかりません。そこで「口と水着で隠れる場所は、自分だけの大切なところ。さわっていいのは自分だけなの」と本書は優しく説きます。
可愛いイヌの子どもたちが、愛されるタッチと、そうではないタッチを学びます。親子で楽しく読みながら、大切なことをお子さんに伝えられる1冊です。
ご家庭、幼稚園、学校で…。ぜひ読み聞かせていただき、子どもを性被害から守りましょう!!
▼著者紹介
絵本作家。人権ファシリテーター日本子ども虐待防止学会会員。テナーネットワーク主宰。2005年度スイスの女性団体より「世界で平和活動をする1000人の女性」にリストアップされた。創作絵本に『暴力や虐待から身を守る』(ポプラ社)、『あなたはちっともわるくない』『わたしがすき』(岩崎書店)、『子ども虐待・教師のための手引き』(共著/時事通信社)等がある。
※本書は、2001年・岩崎書店刊『いいタッチわるいタッチ』を底本に、再編集して復刻するものです。