絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  絵本紹介  >  アナウンサー・有働由美子さんが初めて手がけた絵本『せんきょに行こう!〜えらぶ たのしさ えらべる しあわせ〜』

2025年7月に行われる「参議院議員通常選挙」、通称「参院選」。大人の皆さんは投票をしに選挙会場へ行きますか?

え? 「面倒だから行く予定はない」?

それはいけません。そんなことをしたら、ダジャレ好きなおかしな妖怪に怒られてしまうかもしれません。

今を生きる子どもたちに、学校や園、家庭では教えきれない「みらいを楽しく生きぬく知識と知恵を!」伝えてくれる「コドモの大學」シリーズ。第3弾のテーマはそう、「選挙」です。

作者はアナウンサーの有働由美子さん。どんなおはなしなのか、早速見ていきましょう。

  • コドモの大學(3) せんきょに行こう!〜えらぶ たのしさ えらべる しあわせ〜

    出版社からの内容紹介

    アナウンサーとしてニュースの最前線に立ち続けてきた有働由美子さんが、
    ユーモアたっぷりに贈る選挙の絵本――それが『コドモの大學B せんきょに行こう!』です。

    この絵本では、「選挙ってなに?」「なんのためにあるの?」「どうして大事なの?」といった疑問に、
    小さな子どもにもわかるように楽しい物語形式になっています。

    伝えたいのは、「選挙には、選ぶ楽しさと、選べる幸せがある」というメッセージ。
    ストーリーは、子どもたちが妖怪の世界に迷い込むドキドキの冒険!
    そして、元の世界に帰るカギは、“妖怪の村長選挙”の行方次第に……!?

    妖怪たちが繰り広げる選挙戦の中で、子どもたちは「自分で選ぶこと」の大切さを体感していきます。
    最大の見どころは、有働由美子さんをメタファーにした妖怪キャラ「う〜どん」の存在。
    ときにコミカルに、ときにエモーショナルに、子どもたちに選挙の本質をやさしく伝えてくれます。

「コドモの大學」シリーズとは

「みらいを楽しく生きぬく知識と知恵を!」をコンセプトとしたシリーズ。「コドモの大學」シリーズは家庭や幼稚園、小学校では教えられないけれども生きていく上で大切なことをテーマとし、親子で本質を楽しく学べる絵本です。 各ジャンルのトップランナーとも言える有識者、インフルエンサーの方々を作者に迎え、絵本作家さんとのタッグにより、子どもにも分かりやすい内容のおはなしが特徴です。

「コドモの大學」シリーズ

「選挙」の本質を教えてくれるのは…妖怪?『せんきょに行こう!〜えらぶ たのしさ えらべる しあわせ〜』ってどんな絵本?

おはなしの主人公は選ぶのが大好きなユメちゃん。おやつの時間には「黄色いふくを きてるから、バナナを 食べたら おにあいでしょ」とバナナを選んだり、家族とのお出かけでは、夕ご飯のことを考えて「スーパーマーケット」を選んだり、選んだ理由まで考えて決められるしっかり者です。

ユメちゃんの住む町では近々、町長さんを決める選挙があるのだそう。

でも、ユメちゃんのお父さんとお母さんは「えらべないなぁ」とどこか他人事。ユメちゃんも「お父さんたちに わからないなら、あたしにも わからないね。」と言います。

そんなユメちゃんですが、次の日、お友達と遊んでいるときに不思議な穴に落ちてしまいました。穴の中はなんと妖怪の国!

そこで「ようかいの せかいに なんかよ〜かい?」とダジャレを言って近づいてくる、おかしな妖怪「う〜どん」と出会います。

う〜どんによると、今日はようかい村の村長を決める「ようかい大せんきょ」の日なのだそう。

町長に立候補した妖怪、人間と仲良くなることを反対する「ラーモン」と、賛成する「ソバゴン」。

人間と仲良くしたいう〜どんはユメちゃんたち3人に「『とうひょうシール』を あげるから、3時までに いたに はって ほしいんや。だれに はるか よー 考えて きめるんやで。」と言いました。

 

誰に投票するか悩む3人。ゆめちゃんは「こんなに たくさん ようかいが いるんだから、あたしたちが はったって いみが ないのかも…。」と結局「とうひょうシール」を貼りに行くことをやめてしまいました。

投票が終わり、当選者がいよいよ決定。

なんと2枚差で人間と仲良くすることを反対している「ラーモン」が町長に選ばれました。

「人間の せかいと つながる あなは、ふさいでしまうメーン!」と早速行動を起こすラーモン。

穴がふさがれてしまうと、ユメちゃんたちは元の世界に帰れなくなってしまいます。

「なんだって!」「やっぱり シールを はりに 行けば よかった…、」と後悔するユメちゃんたち。3人は無事に人間の世界に戻ることはできるのでしょうか……。

続きはぜひ絵本でお楽しみくださいね。

絵本アプリで全ページためしよみできます

う〜どんが教えてくれる、選挙に行く意味とは……?

投票する機会を「よく分からないから」「自分たちには関係ないから」「私が行っても意味がないから」という理由で手放し、元の世界に戻れないかもしれない危機に陥ってしまったユメちゃん。絵本の中の出来事ではありますが、我々大人の中にも、ユメちゃんたちと同じような理由で選挙に行かない人もいるのではないでしょうか?

そもそもなぜ、投票しに行かなければならないのでしょう?

大人もなかなかうまく説明できない「選挙に行く理由」について、妖怪のう〜どんは教えてくれます。

『せんきょ』ゆうんはな、自分たちの しょうらいを きめる 大切な 大切な チャンスなんや!(中略)自分たちの しょうらいは 自分たちで つくらんと! せやから、ぜったいに そのチャンスを 手ばなしたら あかんで!!

実はこの「う〜どん」こそ、作者の有働由美子さんがモデルとなったキャラクター。う〜どんの言葉は有働さんがこの絵本で最も伝えたかったメッセージなのです。

有働由美子さんメッセージ

大人は選挙に行くのがおっくうです。自分たちの将来のルールを決める大事な人たちを選ぶことだとわかっていても、やっぱりおっくうです。なんでなのか。良い候補がいない、政治に期待していない、どうせ投票したって。。。その思いの根っこにあるのはなんなのか。そもそも「選ぶ」ということへのおっくうさがあるのではないか。だけど「選ぶ」って本当はとても楽しいことのはず。その「楽しさ」をまっすぐに知っているコドモたちに、「選ぶ」ことの「大切さ」もわかってもらえればと考えました。コドモの絵本です。でも「オトナ」も一緒に読んで「感じて」もらえる絵本に仕上がりました。ぜひ(投票がおっくうと思っている方、選挙を前に)お手にとってみてください。

有働由美子

有働由美子さんによる全ページ読み聞かせ動画公開中!

発売を記念して、ハゴロモ書籍出版部のyoutubeでは有働由美子さんによる全ページ読み聞かせ動画が公開中です。関西出身の有働さんによる「う〜どん」のセリフは、一見の価値ありです。

絵本ナビフレンズの皆さんからも感想が届きました

7歳サッカー男子と一緒に、学びを楽しむ子育て情報を紹介する みゅうこママさん

司書歴24年・年間300冊の読書を楽しむ、司書 えむさん

絵本を読んで、絵本ナビフレンズの感想を見たら「投票に行かなくてもいいかな…」とはいきませんよね。

さあ、投票日は7月20日(日)です。

お子さんに「お父さん、お母さんは選挙に行ってくるよ」と伝えられるように、親子で『せんきょに行こう!〜えらぶ たのしさ えらべる しあわせ〜』を読んで、選ぶことを実践しましょう。

選挙、民主主義、憲法って何だろう?

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