ミュータンとスータンのむしばだいさくせん
- さく・え:
- ふくだのぞみ
- 監修:
- 高橋 泉
- 出版社:
- 新日本出版社
インタビュー
2026.05.21
毎年、6月4日から10日は「歯と口の健康週間」。歯みがきが苦手のお子さんたちに、とっておきの絵本が届きました!
その名も『ミュータンとスータンのむしばだいさくせん』。
歯みがきをさぼると、口の中の「虫ばいきん」が大暴れしちゃうよ〜という、ちょっと怖そうなストーリーですが、描かれているのは何ともユーモアあふれるビジュアルの虫ばいきん「ミュータン」と「スータン」。気づくとふたりを応援したくなっちゃう…でも、虫歯だらけになるのは怖いし…さあ、どうしましょう。
作者のふくだのぞみさんは、保育園で働いた経験を持つ絵本作家さん。保育現場での子どもたちの様子なども参考にしながら、この絵本を生み出したそうです。読めば虫歯の知識はもちろん、歯のみがき方のポイントもしっかりと身につく生活習慣絵本です。
今回、ふくだのぞみさんの動画インタビューを公開しました。
ふくだのぞみさんのインタビューを観て、『ミュータンとスータンのむしばだいさくせん』のことをもっと知りたくなったのではないでしょうか?
ここからは『ミュータンとスータンのむしばだいさくせん』についてさらに詳しくご紹介します。
おはなしの舞台は人間の口の中。虫歯菌のミュータンとスータンが主人公です。そしてもう一人の主人公は…人間の「ゆうくん」。 ミュータンとスータンはゆうくんの口で退屈そうにしています。
ある日、ゆうくんは「きょうから じぶんで みがくよ」とお母さんに言いました。お母さんからしたら、嬉しい息子の成長ですね。
最初のうちは、ゆうくんもしっかり歯みがきができています。これならミュータンとスータンの出る幕はなさそう。
でも…。
だんだんいいかげんになって、適当にみがいたり、みがかない日があったりとゆうくんの歯みがきはどんどんおろそかになっていきます。
そうすると、ミュータンとスータンは大喜び。
ふたりは仲間をどんどん増やし「むしばおうこく」を建設することに決めました!
さあ、ゆうくんの歯はどうなるのでしょうか……。どきどきの結末は、ぜひ絵本でご覧ください。
主人公のゆうくんは、歯みがきが嫌いなわけではないけれど、面倒くさくてついつい手抜きをしてしまう、等身大のキャラクターです。読んでいるお子さんたちは「ぼくと同じだ!」「分かる〜」と共感することでしょう。
さらに、ゆうくんだけでなく虫歯菌のミュータンとスータンも、歯を虫歯にする悪者ではなく、どこか愛嬌があって、怠けることもある愛らしいキャラクターとして描かれています。「虫歯はいやだし、虫歯菌も困るけど…ミュータンとスータンはかわいいね」と好きになる子も出てくるはず。
作者のふくだのぞみさんは、誰かを悪役にすることなく、共感できるキャラクターとしてミュータンとスータン、そしてゆうくんを描きました。絵本を読んだ子が誰に共感して、応援するか、ぜひ一緒に読みながら、見守ってあげてくださいね。
絵本を楽しく読んだ後は、しっかり歯のみがき方もチェックしましょう。絵本の最後のページには歯のみがき方をイラスト付きで紹介しています。
それだけでなく、歯ブラシの毛先のチェックや歯ブラシの持ち方などのポイントもしっかりおさえられています。「ミュータンとスータンがむしばおうこくを作らないように、歯みがきをしようね」とお子さんに声をかければ、今日からきっと積極的に歯みがきをしてくれるはずです。
親子で楽しい歯みがきタイムの導入に、ぜひ『ミュータンとスータンのむしばだいさくせん』を使ってみてください。
2026年10月には『ミュータンとスータンのむしばだいさくせん』に続き、マスクをテーマにした『ぼくのマスク』、手洗い・うがいをテーマにした『バイキンにんじゃでござる』が発売される予定です。
どれも子どもたちの生活に密着した大切なテーマ。3冊揃えておけば、お子さんの生活習慣を身に着けるきっかけとなることでしょう。