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『新レインボー小学国語辞典 改訂第6版』監修者・金田一秀穂さんインタビュー

日本語の専門家として、数々の本を執筆し、テレビなどでも活躍している言語学者の金田一秀穂さん。学研の小学国語辞典には、父親の金田一春彦さんと共に、35年以上にわたり監修者として携わってきました。
今回、2020年度の学習指導要領の改訂に合わせて出版された『新レインボー小学国語辞典 改訂第6版』の発売を記念して、杏林大学にある研究室にお邪魔しました。
監修というお仕事のこと、子どもたちが手にする「小学国語辞典」への思い、さらに子どもの頃好きだった本についてもたくさんお話を伺いました。

新レインボー小学国語辞典 改訂第6版 ワイド版(オールカラー)
監修:金田一春彦 金田一秀穂
出版社:学研

全ページオールカラー。文字が大きく、言葉をさがしやすい。収録語数は類書中最多の43300語。イラストや写真が多く、すべての漢字にふりがなつき。類語の解説が充実していて、文章表現に役立つ。巻末には、ミニ漢字字典。漢字ポスター・小冊子つき。

類義語が載っている、コラム「ことば選びのまど」がオススメです。

───金田一秀穂さんは、お父様の金田一春彦さんと共に、長く学研の「小学国語辞典」に携わっていらっしゃいます。
学研さんは『新レインボー小学国語辞典 改訂第5版』でいち早くオールカラーの国語辞典を出版されました。オールカラーの国語辞典を初めて見たときはやはり驚きましたか?

驚くというよりも「そういう時代になったんだな」としみじみと感じました。今は子どもの環境がカラフルになっていますから、辞書だからって偉そうに「辞書でござい!」っていう顔をしていたら、やっぱりいけないんですよ(笑)。
むしろ楽しい雰囲気で親しみを持ってもらうように変えていくのはとても良い傾向だと思います。

───そういう意味では学研さんはかわいい「ディズニー版」デザインの小学国語辞典を出版していますね。

ディズニーは子どもだけでなく大人も大好きなんですよね。

新レインボー小学国語辞典 改訂第6版 ディズニー版(オールカラー)
監修:金田一春彦 金田一秀穂
出版社:学研

全ページオールカラー。収録語数は類書中最多の43300語。すべての漢字にふりがなつき。類語の解説が充実していて、文章表現に役立つ。巻末には、ミニ漢字字典。漢字ポスター・小冊子つき。ケースデザインはかわいいディズニーの仲間で、楽しく学習できる。

───金田一先生もディズニーキャラクターはお好きなんですか?

ぼくは特に「不思議の国のアリス」のチェシャ猫が好きなんです。ディズニーランドに行った学生がチェシャ猫のぬいぐるみをお土産でくれるので、研究室にたくさん飾っています。

───今回、辞書の監修の方にはじめてお話を伺うのですが、「監修」というお仕事は国語辞典づくりにどのように関わっているのでしょうか?

我々監修者は、辞書の全体的な方向性や大きな方針を示します。編集部の皆さんがそれを受けて、辞書の構成や製作を行います。次に監修者は、内容がある程度固まった段階で見て、気になったところを指摘したり、より良くなるようコメントをしたりしています。

───『新レインボー小学国語辞典 改訂第6版』の中で、金田一先生のお気に入りのページはありますか?

新しくできた「ことば選びのまど」は良いですね。
このコラムは、言ってしまえばとても分かりやすい類語辞典です。類語辞典ってなじみのある人は少ないと思うんですが、実はとっても便利なものだし、あるといいものなんですよ。語彙が広がるし、伝えたいことをより的確な表現で言葉にできますから。
子どもの頃から、類語辞典に慣れておくと、大人になったときにもっともっと役に立てると思い、今回、コラムにしてもらいました。


新設されたコラム「ことば選びのまど」

───語彙は知らないと使えませんし、学習指導要領の「表現力」にも大きく関わってくるものですよね。

そうです。知らない言葉を覚えるというのももちろん大切ですが、“知っているんだけど、使ったことがない”言葉がありますよね。これは「理解語彙」と呼ばれるのですが、それを実際に日常の中で使って「使用語彙」にする。そういうことをぼくはもっと広く伝えたいですね。
「驚く」を「驚愕」や「脅威」という言葉で表現してもいいんですが、そこをあえて「鳩が豆鉄砲を食ったようだ」とか「青天の霹靂」とか使ってみる。そうすると文章の中に人間的な温かさが生まれると思うんです。そういう文章が良い文章だと思うし、そういう言葉のセレクトを自然とできるところが粋なんですよ(笑)。

───大人でも、会話の中でなかなか使うことが少ない言葉ですね。粋な表現がすらっと出てくるようになりたいと、よく思います。

昔は身近に粋な大人がたくさんいたんですよ。残念ながら今、日常でそういう言葉を耳にする機会が少なくなっています。だから、辞書を引いて、知って、気に入ったら使ってもらいたい。
そういう意味でもこの「ことば選びのまど」はオススメですね。

───辞書というと1ページに膨大な量の言葉が載っているものだという先入観があったのですが、見開きを使って見やすく類義語が紹介されているのはとても斬新に感じました。

たしかに、辞書の中で左右の両ページをまるまる使った見せ方というのはやってこなかったように思いますね。今回はこういう形にしたけれど、もしかしたら次の改訂では別の方法になっているかもしれない……。
終わったところからすでに次の辞書作りに向けたやり取りがはじまっているんです。

───もう次の改訂を見据えなければならないなんて、辞書作りは果てしない作業なんですね。

本当に終わりがない(笑)。どんどんどんどん新しくするんですよ。だから、読者の方もぜひ新しい辞書を使ってほしいと思います。
大人の方でよく「私は金田一京助先生が監修された国語辞典を未だに使っております」と声をかけてくださる方がいらっしゃるんです。大事に使ってくださるのは大変ありがたいのですが、言葉は時代を反映してどんどん変化していきます。古い辞書には載っていない言葉が、今の辞書にはしっかり載っています。
例えば、今回の『新レインボー小学国語辞典』には「かみ(神)」の例文に「神対応」という言葉を載せているんです。

───それは、かなり新しい表現ですね。

10年前の辞書には「神対応」なんて言葉、載っていないでしょう(笑)。でも、今の辞書にはそういう言葉を載せる必要がある。だって、辞書は分からない言葉を解説するものなんだから。
「神対応」という言葉を聞いた人が、「それはどういう意味だ?」と辞書を引いたときにちゃんと説明が載っていることが大切なんです。
ぼくはよく「辞書は鏡なんだよ」と言っています。つまり、世間で使われている言葉をきちんと映すもの。
今の子どもたちが使っている言語生活をしっかり映し出して載せることが辞書の一番大切な役割だと思うんです。

───今の子どもたちが使っている言葉の中から、どの言葉を載せるかの判断は、金田一先生がされているんですか?

それは編集部の方との打ち合わせで、提案をしたり、相談を受けたりして決めています。編集部の方は、何十年も辞書を作っているプロですから、安心していられます。

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