
───「魚」で、まず目を引くのは何といっても、表紙! マンボウを表紙に選んだ理由を教えてください。

「魚」担当の塚本剛生さん。長年、釣り編集部で雑誌を担当し、 魚は釣るのも食べるのも大好き!
───マンボウにまつわる都市伝説、というと…?
塚本:マンボウはとても繊細な魚で、ちょっとしたストレスが原因で死んでしまうといわれています。

マンボウとハタタテダイが仲良く泳ぐ姿が表紙のポイント!
───えーーー!! そうなんですか?
───なるほど、そうだったんですね! 想像していたのと違った理由で、すごく面白いです(笑)。「魚」は図鑑の中でも「昆虫」「恐竜」「動物」と同じくらい高い人気を誇っていると思いますが、「LIVE」の「魚」では、どんな点にこだわられましたか?
───写真がとてもきれいで分かりやすいのは、監修者の方自らが撮影したからなんですね。よく見ると、横から見た写真だけでなく、上からのカットもあるのが珍しい…。

横からだけではなく、上から見た魚の写真は珍しい!
───上からや下から写真を撮るのはかなり技術がいりそうですね。
塚本:この写真も全て、本村先生が撮影したものをお借りしています。魚体の小さいものは撮影用の特殊な水槽で撮影しているそうです。大きいものは、漁港などに出かけていって、撮影していると伺いました。死んでしばらく時間が経つと、目や体の色が変化する魚も多いので、なるべく状態の良い魚の写真を掲載することにもこだわりました。

───泳いでいる姿の魚の写真が多いのも、生きている写真を多く紹介したいというこだわりですか?
───掲載されている魚の分類にもこだわりが感じられるのですが、「LIVE」ならではの見せ方にこだわったページはありますか?
───え?! 新種が80種もですか?


塚本:はい。新種として確認されているものも合わせると、約4250種の魚が日本周辺で確認されています。今回はその新種のうち、67種を一挙に紹介するページを作りました。
───たしかにあまり、見たことのない、不思議な姿の魚ばかりですね。
───豊富な魚の種類と、正確で信頼度の高い情報が紹介されているんですね。 「LIVE」シリーズの目玉である「本当の大きさ」もすごい迫力! 大きすぎて、一部しか見えない!!

───13m!! 近くで泳いでいたらかなり怖いですね…。でも、そんな巨大な魚たちを身近にいるような形で体験できるのがARを使った3DCGなんですよね!
───スマホを使って観てみると、水の中の様子まで再現されていて、かなり臨場感があります。

塚本:そうなんです。魚は特に泳いでいる姿を観察する機会が少ないので、3DCGを使って多く紹介できるようにしました。

まるで海の中にいるみたい!魚たちと3DCG体験!
───本当ですね! 写真を撮って遊ぶだけでも十分楽しいのですが、図鑑を読んで知った内容を3DCGでさらに色んな角度から観察できるのは新鮮です! 「魚」のDVDはどんな内容なのでしょうか?
塚本:BBC(英国放送協会)の「LIFE」シリーズから、バショウカジキが超高速で獲物を襲うシーンや、ヤシの葉に卵を産む、貴重なトビウオの産卵シーンなど、魚が生きるために闘う姿をたくさん紹介しています。
───普段見ることのできない、貴重な映像を子どもにも分かりやすくまとめられているのも「LIVE」のDVDのオススメポイントですよね。新刊「危険生物」と「魚」を紹介しましたが、「LIVE」の今後のラインナップを教えていただけますか?
松下:今年は9月に「人体」の出版を控えています。その後は「水の生き物」「爬虫・両生類」「地球」「乗り物」などを出せたら…と候補が上がっていますが、より面白く人気の高いジャンルから、出していけたらと思っています。
───まだまだ盛り上がりを見せる「LIVE」から目が離せませんね! 最後に「危険生物」「魚」それぞれの、絵本ナビユーザーへのメッセージをお願いします。

牧野:『危険生物』の図鑑は、親子や友だちとの会話がはずむ内容になっています。ARで3DCGのリアルな危険生物もぜひご覧ください。
塚本:「LIVE」では、写真でも、DVDでも、ARでも、魚の生きている様子を知ることができます。今年の夏は、「LIVE」で魚の世界を楽しんでください。
───今年の夏も、子どもたちにこの新感覚の図鑑を思いきり楽しんでほしいですね!今日はどうもありがとうございました!










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