「からすのパンやさん」新シリーズは書店さんでも熱い!
「からすのパンやさん」つづきのおはなしフェアを大きく展開していることはもちろん、書店さん同士が連携して、「からすのおみせやさん」をみんなでつくろう!企画も開催、新シリーズを盛り上げているようです。「からすのパンやさん」つづきのおはなし4冊の発売に合わせて、企画を行っている書店さん3店舗にお邪魔してきました!
店頭での展開についてレポートと共に、各書店さんの担当者の方にかこさんの作品への思いを伺っています。
●ジュンク堂書店池袋本店
●ジュンク堂書店池袋本店児童書担当の市川さんにおはなしを伺いました。
───『からすのパンやさん』の続きの話が出ると聞いたときはどう思いましたか?
純粋に嬉しかったです。ジュンク堂書店池袋本店では、定期的に作家さんをお呼びしたトークを行っているのですが、以前、かこさんにオファーをしたことがありました。そのときは、「書くことに専念したいから」とおっしゃられて実現しなかったのですが、それがこんな大きなプレゼントになって私達の手元に届くなんて。本当に本当に、嬉しかったです。
───市川さんはかこさんの作品にどのように出会われましたか?
───かこさんの作品の魅力はどんなところにあると思いますか?
ものすごく温かいお人柄と子どもに対するまなざしが絵本からにじみ出ていることが、読者を惹きつける魅力だと思います。物語絵本だけでなく、歴史や科学、子どもの遊びや行事に関する絵本も沢山描かれていて、どれもすごく面白いので、読んだことのない方も是非読んでほしいです。
───今後、フェアはどのくらい続きますか?

常に充実しているかこさとしさんの棚。
●教文館ナルニア国
児童書専門店、教文館ナルニア国では、オリジナルの展開も!
●教文館ナルニア国の菅原さんにおはなしを伺いました。
───まず気になったのが、『からすのパンやさん』に登場するパンの人気投票や「からすのパンやさんしおり」などのオリジナルフェアの展開。どれもとても楽しそうですね!
ナルニア国では、以前かこさとしさんの展覧会を開催したことがあったので、そのときの経験を生かして、今回の人気投票やしおりを考えました。しおりは「からすのパンやさんトランプ」を使って作ったのですが、お客さまにも大人気です。

───その他にも教文館さんならではのイベントはありますか?

「40年ぶりの新刊なんですよ」とご紹介すると皆さん、「えーー!」とビックリされます。「5月にもう2作、新刊が出るんですよ」とお伝えすると再度ビックリ(笑)。そのくらい、今回の新シリーズは過去に前例がないことで、私達スタッフも感激しています。「からすのパンやさん」シリーズや『どろぼうがっこう』の続編など、今年はかこさんから沢山プレゼントをもらいました。どの作品も大切に、ずっと伝えていきたいと思います。