9月上旬から全国各地の書店にて開催される『みんな大好き!工藤ノリコフェア』!出版社の枠を超えた、〜学研・佼成出版社・小学館・白泉社・ブロンズ新社〜5社合同の一大フェアの開催を記念して、この企画を中心に進めてこられたブロンズ新社さんと一緒に、工藤ノリコさんが絵本ナビオフィスへ遊びに来てくださいました!
※フェアについての詳細はこちら>>>
合同フェア記念・原画展も開催中です!
「みんな大好き!工藤ノリコフェア 原画展」 「こんやはどんなゆめをみる?(学研)」、「ピヨピヨスーパーマーケット(佼成出版社)」、「センシュちゃんとウオットちゃん(小学館)」、「ノラネコぐんだんパンこうじょう(白泉社)」、「ペンギンきょうだいそらのたび(ブロンズ新社)」の5タイトルから、選りすぐりの原画を展示します。また、サイン本販売のほか、絵本のキャラクターを集合させたオリジナルポストカードプレゼントなど見逃せないお楽しみいっぱい。 この機会を、ぜひお見逃しなく!
◆2013年8月29日(木)〜9月24日(火)
◆ブックハウス神保町 【TEL:03-3261-5691】
11時〜18時30分(最終日は17時まで)
定休日:水曜日
◆入場無料
思わずクスッと笑ってしまうお話と、ひと目見たら忘れられない愛くるしいキャラクターたち。はまってしまう人続出の工藤ノリコさんの世界。絵本ナビスタッフにもファンが多いんです。
フェアの幕開けということで、絵本ナビオフィスもこんな風に飾りつけして工藤さんをお迎えしました!
今回は5社合同企画ということですが、すごいことですね。この企画が生まれるきっかけはなんだったのでしょうか?
「以前から出版社さん同士で、アイデアを出し合っていただいていたようなんですが、ちょうど『ペンギンきょうだいそらのたび』(ブロンズ新社)と『ノラネコぐんだんパンこうじょう』(白泉社)、『ふゆってどんなところなの?』(学研)が同じタイミングで出版されたことで、企画が決まったそうです。そこに作品を出している各出版社さんが加わって、1年越しでこんな大きなイベントにしていただきました。」
イベント用に描き下ろされた、各社のキャラクターが一緒に登場する絵、ファンにとってはもう、たまらない!こんな風に勢ぞろいすることはめずらしいですよね。フェア中の展示ではこちらの原画も見られるということで楽しみです。
「作品をこえてキャラクターを一緒に登場させるというのは、コミック的な遊びですよね。大勢いるので、ひとつの画面に入れるのが大変でした。大きさの比率も考えたり。センシュちゃんは意外と大きいなとか(笑)」
工藤さんのキャラクターは、どのキャラクターもおまんじゅうみたいな まるいラインが本当に可愛くて、食べてしまいたいくらい!そして、独特な目も印象的ですよね。
「目の描き方は、15年前に絵本を作り始めてからだんだんこの絵になってきましたね。自分で気に入る顔になかなかならないこともあって、何時間もかけたりすることもあるんですよ。」
たくさんの作品を制作されて、人気のキャラクターを生み出されている工藤さんですが、子どものころから絵本をよく読まれていたんですか?
「そうですね。通っていた幼稚園が絵本に熱心なところで、絵本を読む時間は多かったです。特に海外絵本に触れる機会が多かったのは、自分にとって大きかったように思います。絵本は、本の入り口になるものでもありますし、大人になってから、絵本からもらった『ものがたりの力』の大切さを感じます。」
絵本以外にも、コミック、絵童話など制作されていますが、それぞれどのように制作されているんでしょうか。
「現時点で、コミックを入れて全部で30作品程あるのですが、絵本や原稿の制作は1つで3ヶ月くらいかかりますね。その間に連載のマンガもあるので、スケジュールが遅れないように調整しています。遅れると先、先とふくらんでいくので。」
ユーモアたっぷりの楽しい作品と、制作に取り組まれる工藤さんの繊細で真面目な一面とのギャップに、絵本ナビスタッフ一同、ますますファンになってしまいました。
フェアを記念して絵本ナビにもたくさんのサイン本(その数なんと250冊!)をご用意いただけることになり、今回、絵本ナビオフィスでサインを描いていただきました。
一冊ずつ、それぞれの本のキャラクターの絵つきのサインを描かれる工藤さん。 サインを描かれているところを撮影させていただきました。
サイン中も、ボルネオへの旅行のお話や野球のお話など、興味深い話が次々飛び出し、とても楽しい時間となりました。
工藤さん本当にありがとうございました!絵本ナビで責任を持って販売させていただきます。 これから、全国の書店さんでも工藤さんの作品を目にする機会が増えるはず。こちらも楽しみですね!
(絵本ナビ編集部)