連載

絵本ナビスタッフ便り 

絵本ナビ編集部

2016/08/18

「ツペラ ツペラ パラペラプラ展 tupera tuperaの絵本の世界」へ行ってきました!

「ツペラ ツペラ パラペラプラ展 tupera tuperaの絵本の世界」へ行ってきました!

2016年6月より、tupera tupera の絵本の世界を、本をパラパラめくってペラペラお話してプラプラと歩みを進めながら楽しめる「ツペラ ツペラ パラペラプラ展 tupera tuperaの絵本の世界」が、「武井武雄の世界 イルフ童画館」(長野県岡谷市)にて開催中です。
絵本ナビスタッフも、夏休みに遊びに行ってきました!

展示スペースの前にある、豪華な写真スポットに大興奮!

『アニマルアルファベットサーカス』(フレーベル館)の幕から、顔を出しているのは・・・『しろくまのパンツ』(ブロンズ新社)のしろくまさん♪

展示されているのは、2002年に自費出版した『木がずらり』(2011年にブロンズ新社から刊行)から、2013年までに出された8作品の原画。見応えたっぷり、ファンにはたまらない空間が広がっています。

絵本だとなかなかわかりませんが、原画ではtupera tuepraさんの細かな手仕事をじっくり見ることができます。紙を重ねて作られた人や動物の表情、鮮やかな色使いからは、作り手自身がわくわくして創作しているのが肌で感じられます。

貴重な原画を隅々まで堪能した後は、併設されている「喫茶ラムラム」にて会期中限定「かおノートゼリー」をいただきました。

出てきたのは、カルピスゼリーとクッキーで作られたかおパーツ。『かおノート』(コクヨ)と同じように、自由にパーツを組み合わせて、オリジナルのかおを作れちゃうんです。(ゼリーの味とクッキーのパーツは、日替わりだそうですよ♪)

真剣に悩むスタッフ。共同制作でできあがったのは・・・
鳥?おサル?クスッと笑える、とぼけたお顔のゼリーが完成。
パラパラめくってペラペラお話してプラプラ歩いて、そしてニコニコいっぱいのとっても楽しい1日になりました!
● 原画展は9月5日(月)まで!

「ツペラ ツペラ パラペラプラ展 tupera tuperaの絵本の世界」は、95日(月)まで「武井武雄の世界 イルフ童画館」にて開催中の企画展です。

詳しくはこちらをご覧ください>>

● 展示中作品

木がずらり 木がずらり」 作:tupera tupera 出版社:ブロンズ新社

色とりどりの紙のコラージュで美しく描かれた、春夏秋冬にずらりとならぶ、14本の木。こんもり、びっしり、はらり......ツペラツペラの絵本処女作、読んで飾れるジャバラ絵本。待望の復刊です。

おばけだじょ おばけだじょ」 作:tupera tupera 出版社:Gakken

ハラハラ、ドキドキのおばけ絵本! 
ちょっとこわいおばけの正体はまさかの○○○!?
予想外の展開にびっくり、どっきり間違いなし。
影絵のような光を感じる新しい画風にも注目。


ツペラツペラ(tupera tupera)

亀山達矢と中川敦子によるユニット。絵本やイラストをはじめ、工作、ワークショップ、舞台美術、空間デザイン、アニメーション、雑貨など、様々な分野で幅広く活動している。絵本に『かおノート』(コクヨ)『やさいさん』(学研)『うんこしりとり』(白泉社)『いろいろバス』(大日本図書)など著書多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。絵本『しろくまのパンツ』(ブロンズ新社)で第18回日本絵本賞読者賞、Prix Du Livre Jeunesse Marseille 2014 (マルセイユ 子どもの本大賞 2014 )グランプリ、『パンダ銭湯』(絵本館)で第3回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリを受賞。京都造形芸術大学 こども芸術学科 客員教授。

[絵本ナビのコメント]
絵本だけでなく、イラストや布小物、その他色々な形で作品を発表されているお二人。ものを創るのが本当に好きなんだなぁ・・・という事が絵本から伝わってきます。言葉に対しても同じように楽しみながら扱っている感じなのも面白いですよね。
※ご本人から許可をいただき、自画像とプロフィールを掲載させていただいています。


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