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【今日の1冊】 365日おすすめ絵本 (5〜6月)絵本ナビ編集部 2016/05/08 【今日の1冊】5月8日 「おおきな木はいいなあ」
「今日は何の日?」「今日はどんな絵本を読もうかな?」 一日の始まりがワクワクするような絵本を毎日ご紹介します。
● 「おおきな おおきな木があるといいな。ねえ おかあさん。」
「おおきな おおきな木があるといいな。ねえ おかあさん。」 かおるの考えるおおきな木は、こんな素敵な木なのです。 二番目の枝まではしごをかけて、その上は木の幹にぽっかり開いたほらあなの中のはしごを登ります。さらに上にはかおるの小屋があって、台所やテーブルもあります。ここでかおるはホットケーキを焼いて食べたりするのです。 そしてその上には見晴台を作ります。 夏には、おおきな木の上のかおるの小屋は、さぞ涼しいことでしょう。 秋は…、冬は…、春は…。 かおるの想像はどんどんひろがります。
りすや小鳥が住み、見晴台がついている大きな木に登ってみたいとねがう、子どもの夢を描きます。 ![]() 心に残る、良書。 私は、木登りが忘れられない。 小さい頃、前栽の木に登っては、祖父に叱られた。 木には子ども心を引き寄せる何かが、あると思う。 さとるが思い描くおおきな木にも、 どこか心をくすぐられた、木からの呼びかけが、見え隠れする。 田舎町ではあたりまえの庭の木も、都会では贅沢な品扱い。 木々のいのちに、子どもがなびかない訳はない。 子どもは風を感じ、風に学んで、木と遊びたいのだ、そう思う。 春、夏、秋、冬、木のいのちの上から、季節を眺め、 遠くに街を、山並みを、真下に家族の住むわが家を見つめる、 そんな計画をたててみたいのだ、ゆっくりと本気に。 父とふたりで、計画を楽しむ。母がそれを見て、微笑む。 こんな良書にめぐりあえて、うれしいな。 佐藤さとる画伯、偕成社に、感謝 (もゆらさん 50代・その他の方 )
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