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に〜っこり(くもん出版)

赤ちゃんの笑顔はまわりのみんなを幸せにしてくれます。累計発行部数33万部突破の人気シリーズ第1巻!

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連載

【辞書編集者連載】新小学1・2・3年生のパパママ必見! 小学国語辞典の選び方、楽しみ方を教えます。

ベネッセコーポレーション 小学館 学研 三省堂

2020/01/30

【連載】第1回『チャレンジ小学国語辞典 カラー版 第2版』 ベネッセコーポレーション 佐々木佳世さん

【連載】第1回『チャレンジ小学国語辞典 カラー版 第2版』 ベネッセコーポレーション 佐々木佳世さん

小学国語辞典を作っているスペシャリストに、出版している辞書の特長とおすすめポイントを聞く、辞書編集者連載。
第1回目は、「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」で知られるベネッセコーポレーションの『チャレンジ小学国語辞典 カラー版 第2版』です。
20年以上辞書の編集に携わっている、佐々木佳世さんにお話を伺いました。

◆『チャレンジ小学国語辞典 カラー版 第2版』の特長とは……?

チャレンジ小学国語辞典 カラー版 第2版 チャレンジ小学国語辞典 カラー版 第2版」 監修:桑原隆 出版社:ベネッセコーポレーション

○筑波大学名誉教授 桑原 隆 監修
○本文1,472ページ
○収録語数35,600語
○付録「カラー版学年別漢字ポスター」つき

累計売上部数No.1(※)の『チャレンジ小学国語辞典 カラー版』の第2版!
(※)2008年から2019年までの紀伊國屋書店、くまざわ書店全店舗の小学生向け国語辞典実売部数(累計)より。「チャレンジ小学国語辞典」シリーズの合計。
2020年度新学習指導要領・新教科書対応!
子供たちの楽しい学びを応援します!


・全ページ五十音表示、見やすいフォントで引きやすい
・全ての漢字にふりがなつき
・カラー写真とイラストを多数掲載
・最新の言葉や他教科の言葉もたっぷり収録!
・コラムも充実
・シンプルでスタイリッシュなカバー
付録は小学校で習う漢字が学年別で載っている「カラー版学年別漢字ポスター」!


【佐々木さんが教える 辞書選びのポイント】

・小学校6年間使うためには、3万語程度が載っている辞書を選ぼう。
・「あいする(愛する)」や「はしる(走る)」などの、解説ができそうでできない言葉を引いてみよう。
・自分で選んだ「MY辞書」を持とう!

◆はじめて辞書を手にする子が使いやすい「小学国語辞典」を作りたい。
―― 今回、2020年の学習指導要領改訂に合わせて改訂版が出版されました。改訂のポイントを教えていただけますか?

『チャレンジ小学国語辞典』の方針として、はじめて辞書を手にする子が使いやすいものを作りたい。そして、小学校6年生まで長く使ってほしいという願いのもと辞書を作っています。
そのため、最初に手にするときの敷居をできるだけ低くして、誰でも使えるようにしているけれど、最高学年になっても飽きがこないよう、随所にこだわりを散りばめています。さらに、今回の学習指導要領の改訂に合わせたポイントとしては、アクティブラーニングの最初の活動として「辞書を引くこと」を提唱できればと思い、新しく小学校で始まるプログラミング教育や英語にも配慮して改訂しました。
その中で「アルゴリズム」「ソースコード」といった新しい言葉も見出し語として追加しました。
―― たしかに、「アルゴリズム」などの新しい言葉は、大人でも意味を説明するのは難しいですよね。

そうなんです。小学国語辞典は、どんなに意味が正しくても、子どもたちが理解できる表現でなければいけないという大原則があります。
難しい語句は、内容の正しさをギリギリ担保しつつ、子どもの目線に立ってどれだけ分かりやすい言葉で書き表せるかを常に考えながら編集しています。そのほか、今回の改訂では、特にジェンダーに関する内容をチェックしました。

―― 例えばどんな所ですか?

「あいする(愛する)」という見出し語では、旧版にあった「男女が」を取って、「相手をこいしく思う」に変えるなど、必然性の高くない性差が入っているところは意識してなくしました。
ただ、このあたりの表現は時代に合わせて変化していくと思うので、今後も検討していく部分でもあります。
―― 辞書の中に、「ガッテン外国語教室」や「社会へのとびら」などコラムがたくさん掲載されているのも新鮮でした。

小学校3年生からの外国語教育スタートが、今回の学習指導要領の目玉のひとつであるので、外国語に関するコラムを作りました。ただ英語表現を紹介するのではなく、日本語と英語や中国語、ポルトガル語といった外国語の表現を比べることで、より日本語に興味を持ってもらえるよう内容を工夫しています。
「社会へのとびら」は、辞書から実際の社会へ興味を広げてもらおうと企画したコラムです。「インターネット」や「プログラミング」、「異常気象」、「バリアフリー」など、子どもたちが興味を持ちそうなテーマを切り口に、より知識を深めるきっかけになるように解説をしています。
コラムを読んで「もっと知りたい」と思ったときのための参考図書やホームページアドレスを載せています。

◆「MY辞書」を持とう!!
―― 『チャレンジ小学国語辞典』について、いろいろ教えていただきましたが、はじめて我が子に辞書を買うときに適した年齢はあるのでしょうか?

小学校では、3年生のときに国語辞典の引き方を学習しますから、学校では3年生になる前に辞書購入の連絡が来ると思います。
ただ、個人的には言葉に対する興味が最も高いのは入学前から小学校低学年くらいの間だと思っています。
言葉に対する興味が高いときに、その興味にぴったり合うような小学国語辞典を贈ることができたら、辞書を「勉強のための道具」ではなく、「知らないことが載っている面白い道具」と愛着を持ってもらうことができると思います。
―― きょうだいがいたり、同じ学校の卒業生が近所にいると、お下がりの辞書を持つこともあると思います。新しい辞書を買うメリットは、どんなことがあるのでしょうか?

新品の辞書でなければいけないと、やみくもに言うことはもちろんできません。
ただ、学習指導要領の面からお伝えしますと、今回の改訂によって、習う漢字が増えたり、習う学年が変わったりしています。改訂されたばかりの辞書は、最新の教科書の内容を確認し、教科書に新たに掲載された素材文から語句を丁寧に拾って収録しています。
新しい辞書を買うなら、2020年がまさに買いどきです。また、個人的には「自分だけの辞書」が1冊あるというのは、6年間を共にする心強い相棒がいるのようなものではないかと思っています。学校で借りるものですと、付せんを貼っても、授業が終わったら外さなければいけませんし、落書きなんてもってのほか。
でも、「自分だけの辞書」なら、自分が言葉を調べて貼った付せんが成長のあかしになりますし、落書きも6年生になって見直せばよい思い出。
教科書やランドセルと一緒に、辞書もぜひ、新しいものを手にしていただきたいと思います。

―― 辞書コーナーにはたくさんの小学国語辞典が並んでいますが、選ぶときのポイントを教えてください。

おうちの近くに本屋さんがあれば、実際に手に取って、同じ語を引き比べてみてください。お子様が引いてみたいと思った語のほか、「あいする(愛する)」「はしる(走る)」など、解説できそうでできない言葉を引くのもオススメです。
「走る」って、どういう状態か説明しようとすると意外と難しいですよね。意味を読んでみて、お子さんが一番分かりやすいと感じた辞書を買いましょう。
大切なのはお子さんが「自分で選んだ」という実感を持つこと。自分で選んだものは、きっと長く大切にしますよね。
あとは、最初にいつからいつまで使うかを決めてから選んでください。小学校6年間使うのであれば、3万語程度の辞書を選びましょう。
―― 小学校入学時に小学国語辞典を購入した場合、授業で使うまでの2年間は家に置いておくと思います。家庭での辞書の使い方、子どもが積極的に辞書と関わるよう、親ができることなどはありますか?

個人的にオススメな親子遊びは、辞書を使った「なぞなぞ」と「しりとり」です。
辞書は、載っている意味の部分を質問形式で読むと、そのままクイズになるんです。例えば「言葉を決まった順序に並べ、その読み方・意味・使い方などを説明した本はなーんだ?」と。答えは「辞典」。そうやって親子でなぞなぞを出し合って使っていただくと、盛り上がります。
それと、子どもはしりとりが大好きですよね。子どもは辞書を使って、大人は辞書なしでしりとりをするんです。そうすると子どものモチベーションがすごく上がって、いつまでも楽しめます。
しりとりは語彙を増やすのにピッタリの遊びです。ぜひ、お子さんとチャレンジしてみてください。
―― なぞなぞとしりとりは、小学校に入る前のお子さんでも楽しめますね。

そのほか、「チャレンジ小学国語辞典 カラー版 第2版 ことばを学ぶスタートパック」では、はじめて辞典を手にするお子さんに、辞書に慣れてもらうためのDVD教材や、語彙力を伸ばすスタートにぴったりの「ことばの力をのばすワーク」が付いています。
それらを使って辞書に興味を持っていただくのも良いと思います。
―― 新しい小学国語辞典の改訂ポイントから、辞書の選び方までいろいろ教えていただきました。最後に、絵本ナビユーザーへ、メッセージをお願いします。

「辞書を使う」そう聞くと、とたんにお勉強目線になってしまう親御さんも多いと思います。でも、お子さんがはじめて手にする辞書は、勉強の道具という堅苦しいものではなく、きれいな写真や楽しいイラストがたくさん載っていて、さらに知らないことがたくさん書いてあるなんだかおもしろい「本」と思っていただきたいです。
小学校1年生くらいですと、1000ページを超える本を手にする機会ってめったにないですよね。辞書を手にしたお子さんは、自分が急にお姉さん、お兄さんの仲間入りをしたような誇らしい気分になると思います。
今年は辞書出版社各社が、それぞれの趣向を凝らした改訂版小学国語辞典を出版しています。ぜひ、親子で辞書を手にして、お子さんの良いパートナーとなる辞典と出会ってほしいです。そして、6年間、使いつくして、遊びつくしてほしいと思います。


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