
【アドベントカレンダー】12月19日 よるくま クリスマスのまえのよる

12月1日から24日まで、毎日1冊ずつ絵本をご紹介します。
クリスマス当日まで待つ楽しみを、絵本とともに味わってくださいね。
● 「わるい子のところにはサンタさんこないのかな。」
ねぇママ、夜になるとかわいいともだちがやってくるんだ。夜みたいにくろい、くまの子――。ともだちへの思いやりと、おかあさんを慕う気持ちをあたたかく描いた愛らしい絵本。
ごめんね、サンタさん、来るからね。
去年のクリスマスに、「クリスマス絵本」として、娘に渡した1冊です。「よるくま」からの特別なクリスマスプレゼント!
「ぼくには サンタさん こないかもしれないね。だって、ぼく、わるいこだから。きょう、ママにいっぱいしかられたから。」
…私も、たくさん叱ってしまいました。娘が何よりもサンタさんが来るのを楽しみにしているのを知りながら、つい「サンタさん、来てくれないよ!」なんて、ひどいこと言って。そんな夜には、私のほうからこの本を取り出して、「ごめんね」の気持ちをこめて読みました。「もうしんぱいなんかしないでね。おやすみ メリークリスマス」 本を閉じたあと、ぎゅーっと娘を抱きしめて、「Jはとってもいい子だから、Jにもちゃんとサンタさん来るからね。大丈夫だよ。」と言うと、娘は、「ママにも、サンタさんきてくれるよ」と、必ず言ってくれるのでした。
娘は、「ぼく」がよるくまに、サンタさんのことを教えてあげる場面が1番お気に入りのようで、ぬいぐるみのプーさんにも、「えっ?プープー、サンタさんってしらないの?こういうひとだよ。」と、セリフを真似ながら、部屋につるしてあるサンタクロースのお人形を見せてあげていました。よるくまとぼくが飛行機に乗って夜空に飛んでいくページでは、「よるくま、ちっちゃいのに、うんてんできるの?すごいねえ。」と、感心しきった様子。そうして、よるくまといっしょに、飛行機からみんなの寝顔を1人1人見つめて、空を飛んだ気分を味わっているようでした。
(ガーリャさん 30代・ママ 女の子3歳)
● よるくまとの出会いのお話は…
「よるくま」
作:酒井 駒子
出版社:偕成社
母と子、そして子どもだった私たちの心に響き。母の匂いあたたかさを、思い起こさせる上質なファンタジー絵本。