
【青山南さん サイン本】 ぼくのサイ

絵本ナビでは、著者さん、出版社さんのご協力をいただき、著者サイン本の販売を行っています。
一冊一冊に直筆でサインを書いていく作業は、私たちが思っている以上に手のかかる作業です。
それでも、読者の方に喜んでもらいたい、想いを届けたい…そんな一心で制作の合間を縫ってサインを書いてくださっています。
だからこそ、その作品が好きな読者、著者のファンの方にとっては「宝物の一冊」になります。
また、新しい作家さんにとっては、一人でも多くの方に作品を読んでもらえるチャンスでもあります。
サイン本をきっかけに、その作品や著者さんのことを知るということもあるでしょう。
そんな「出会いの一冊」にもなるはずです。
以上の理由から、サイン本の販売数はどうしても限られてしまいます。
現在販売中のサイン本も、在庫が無くなり次第販売終了の貴重なものばかりです。
そこで、まだ購入可能なサイン本を1冊ずつご紹介していきたいと思います。
気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
● 【青山南さん サイン本】 ぼくのサイ
数多くの絵本翻訳を手がけられている翻訳家・エッセイスト、青山南さんの貴重な直筆サイン本です。
センダックが傑作と評したナンセンス絵本を青山南さんの翻訳で楽しめるのも嬉しいですよね。
● おもしろい! おもしろくて、最後にスカッとする絵本。
ペットショップで買ったぼくのサイ。
おとなしくて、はずかしがりや。
そして、何にもしないんだ。ボールも取りに行かないし、フリスビーだって反応しない。
全然動かない、まったく何もしない。
サイの専門家に聞いたら言ったんだ。
「サイは ふたつのことしか しないの。 風船をわる、たこに穴をあける。それだけ。」
そんなバカな!!
…ところが、ぼくのサイはそれすらしない。
さいていだ、がっかりだ。カバを買えばよかった。
ここまで読んでいると、読者の方が思わずつぶやいちゃうはず。
「そんなバカな!」
このサイは何者なんだ?専門家は何を言っているんだ?
頭の中に?がいっぱい浮かんできた頃、そんなモヤモヤを吹き飛ばす、あっと驚く大展開が後半に待ち受けています。
サイの目の色が一瞬で変わった出来事とは?
ぼくが一番気に入ったサイの得意技とは?
おもしろい!
おもしろくて、最後にスカッとする絵本。
ちょっと不思議だけど、洗練されたユーモアセンスが魅力のこの作品の作者はアメリカの絵本作家ジョン・エイジー。日本でも『マジシャンミロのふしぎなぼうし』が人気ですね。
センダックが傑作と評したナンセンス絵本、是非体験してみてくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

1949年、福島県生まれ。翻訳家・エッセイスト。著書に『短編小説のアメリカ52講』(平凡社)、『インターネットは貧者の味方!』(宝島社)など、訳書に『カバ!じゃない、サイ!』(ほるぷ出版)、『超じいちゃん』『ハンタイおばけ』(光村教育図書)、『ハロー!オズワルド あたらしいともだち』(小峰書店)など多数。