この絵本の舞台になったのは福岡市にある幼稚園です。もう数十年にわたって裏山の竹林にはえる竹の子を掘って、竹の子ごはんをつくっています。もちろん竹の子を掘り、竹の子ごはんをつくるのは子どもたちです。その子どもたちを、浜田桂子さんがダイナミックに描いています。竹という植物としての生態、竹の子ごはんのレシピもちゃんとわかる科学絵本です。
裏山にクラスのみんなでたけのこ掘りに行く様子や、たけのこをみんなの力で掘り起こす作業など、読んでいるとこちらまで力が入ってくる絵本です。
たけのこを、ゆでてそしてお待ちかねたけのこご飯を作ります。全部の作業を子どもたちがやっているので、料理好きの子どもたちは「ぼくもしたい」と、興味津々の様子。今年は、子どもたちとたけのこご飯を作りたいです。
たけのこの遊びかたや、手遊びも紹介しているので、こちらもおうちでやったら楽しいですよ。 (やっちょとやまちゃんさん 30代・ママ 男の子4歳、男の子3歳)
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