おばあさんの庭のけやきは200歳。都合で切られることになりましたが、その命をなんとかしてつなげたいと、おばあさんはけやきの木の下に看板を立てたのです……。
少し長いお話で、テーマも地味ですが、おはなし会で取り上げました。喧騒の図書室内でしたが、子どもたちがしっかり聞いてくれたのが印象的でした。
200年の樹齢のけやきの木を見守り続けたおばあさんも、
年には勝てず、切り倒すことに。
ところが、おばあさんの想いが通じたのか、
その枝や幹、葉っぱにいたるまで、引き取り先があったのです。
新しい命を吹き込まれて生まれ変わったけやきが素敵です。
年輪に刻まれた歴史の重み、おばあさんの想い、そして、それを受け取った人々。
静かな感動を体感できると思います。 (レイラさん 40代・ママ 男の子16歳、男の子13歳)
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