聡子は六年生。好きな男の子霧島くんと仲良くなるために、塾の夏期講習のあいだ、お互いの苦手科目を克服する「ハッピーノート」をつくって一緒に勉強するのですが……。なかなか自分らしくいられない女の子が、わがままでも人の言いなりでもない自分のペースをつかんでいく、ひと夏の体験。読んだ後ちょっぴり前向きな気持ちになる一冊です。
口コミなのかいつも誰かが借りています。
ファンタジーが多い中、リアルな子どもたちのお話しは最近押されぎみですが、子どもたちは現実感のある話も読みたいのかなと思いました。
子どもたちの世界はやっぱりいろいろ大変なんだ。でも
成長して越えていくことができるんだ、と前向きになれる1冊です。
もうちょっと娘が大きくなったら読むかな?
読んだら感想を聞きたいなと思います。
でもきっとそのころになると、親に素直に感想なんて教えてくれないんだろうな、それが成長なんだろうな。 (いーめいさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子4歳)
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