岩崎ちひろが生前入院中に元気になったら、次の絵本は・・・と願っていたもの。未使用の原画からご子息の手により誕生した感無量の一冊。27年ぶりの改訂版。
闘病中のいわさきちひろさんが温めていたものの、未完となった作品を、
息子の松本猛さんが再構成した作品の改訂版。
その状況だけに、題名の重みを感じます。
入院中の少女、ちいちゃんの独白です。
お外に行きたい気持ちが、空想となって羽ばたきます。
闘病中のいわさきちひろさんの実感だったかもしれませんね。
淡い独特の画風が、澄んだ美しさです。
健康のありがたさを感じさせてくれると思います。
小学生くらいから大人まで、このありがたさを大切にしたいですね。 (レイラさん 50代・ママ )
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