今ではどこの家庭にもあり、ありふれた存在の塩ですが、昔は大変貴重なものでした。 そのため、塩は人や経済を動かしてきたのです。 塩をめぐる事件や争いなど、塩を切り口に世界の歴史をわかりやすく描いた興味深い一冊。 小学校高学年から。
「世界を動かした」のタイトル通り、塩の壮大な歴史が描かれています。
そもそも、なぜ塩がこんなに必要なのか。こんなところから、物語ははじまっていきます。塩は、人間が食べる唯一の「石」である、ことも驚きです。
塩をめぐる戦いや、塩の貴重性、意外な塩の使われ方など、びっくりするエピソードがたくさんありました。驚き楽しみながら、勉強になります。ボリュームのある内容ですが、とても読みやすかったです。
私は今、塩麹にハマっているので、かみしめていただこうと思いました。 (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子11歳)
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