地球にすむあらゆる動物には寄生虫がすんでいる……。もちろん、きみにも! おどろくべき寄生虫の世界へようこそ。この一冊を読めば、きみも寄生虫博士だ。そして体がムズムズしてくるかも?
【内容】
世界中の寄生虫について、懇切丁寧に紹介してくれます。どんな種類があって、どんな風に暮らしていて、どうやって増えていくのか。どうやって予防するのか、どうやって共生していくのか。
生き物のことを本当に深く知り、楽しく共存していく気持ちを養う本。
変なイラストも、ユーモラスで楽しい。子どもが喜ぶ、ヘンテコな世界。
【感想】
年齢問わず、童心に帰れる一冊。
知らなければよかったのか、知っていた方がよかったのか微妙な気分。しかし、寄生虫は確実にこの世にいるので、どうにかして、この変な隣人たちとうまくやっていこうと、私は思っています。
大人向けの本では、藤田紘一郎先生や、亀谷了先生が有名です。この絵本で興味をもった人は、是非とも、このお二人の著作も読んでみてください。(大人向けの本ですが)
今は衛生状況が良くなったので、回虫やサナダムシ、シラミなどは減ったそうですが、ちょっと油断していると寄生されるのだそうです。子どもの頃、小学校の回虫検査(朝、おしりにフィルムみたいなものを貼ってみる検査。天使の絵がキュート)をしたことを思い出します。シラミにもたかられました。(登校できないので、居なくなるまで自宅待機。暇でした)ノミやダニなどは、普通にいますし、動物を飼っているといろいろ気を付ける事も必要です。
暮らしの中に、意外といるのが寄生虫。そして、絵本には動物の世界にも寄生虫があって、動物たちも寄生虫を予防したり、共存したり、いろいろやっていると教えてくれます。あらゆる生きとし生けるものは、お互いに関係しあっているという事を考えさせられます。できれば、よい関係を作って行きたいものですが… (渡”邉恵’里’さん 30代・その他の方 )
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