タビタ奥さんは、パンを焼く間に子どもたちを押入れに閉じこめておくことにしましたが、いたずらっ子のトムはそこから脱走してしまいます。大きな屋敷を探険するトムでしたが、うっかり屋根裏に迷い込んでしまいます。そこに住んでいたのは年寄り大ネズミのサムエルと奥さんのアナ・マライアでした。ふたりに捕まったトムはぐるぐる巻きにされてしまいます。なぜって、サムエルの所望したのはバターと練り粉とこねこでできた、「ねこまき団子」だったんです!
手のひらサイズの小さい絵本ですが、長い文章でどきどきしながら読めました。母親のタビタさんには、こねこが3匹いて心配事がたえない。目を離せば、子どもたちがいなくなり、いなくなれば、必ず悪戯をしているのですに、5人の孫たちみたいだなあと微笑ましかったです。こねこのトムが居なくなって、団子にされそうになって怖かったですが、とにかく無事だったので、本当によかったと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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