「も・や・し〜！」 ママの声

電車のなかでのマナーについて、子どもにわかりやすく教えてくれる、とても良い絵本でした。「も・や・し〜！」は、子どもにとって魅力的なワードだったようで、子どもが一緒に読んでくれました。
ただ、実際の電車のなかで子どもを注意するために「も・や・し〜！」と言うと、逆に盛り上がってしまいそうなことが玉に瑕でしょうか。

おやさい生活絵本シリーズの一冊です。
今回は、公共の乗り物でのマナーをお野菜たちがユーモアたっぷりに教えてくれます。
よく、迷惑だから、という言葉が使われますが、この絵本では、小さな子でも分かりやすいよう、みんながびっくりするから、と表現されているのがいいなと思いました。
もやし〜というのも、なんだかかわいらしく、子供が騒いだときには使ってみたいですね。

野菜を擬人化してわかりやすく教えています。こちらの作品を作者の方の名前で検索したのですが、同様に野菜を擬人化した面白そうなのをたくさん描かれているんですね！ちょっと図書館で探してきます！経済的余裕が出たら是非揃えたい。躾にも最適。

わたなべあやさんのキュートな野菜たちのおはなし、
表紙のポーズで、題名の意図がわかります。
そう、口に人差し指当てて「し〜！」。
静かにしましょう、の合図。
どうやら楽しく学べそうです。
おやおや、みんなそろって、電車でお出かけのようです。
そう、乗車マナーなのです。
大きな声を出したり、はしゃいだり、走り回ったりした時は、
こんな注意なら、素直にききそうです。
もちろん、楽しい気持ちもきちんと受け止めているところがすごいです。
あらあら、もやしちゃんまで！？
そう、失敗は誰にでもあるからこそ、フォローしあうことも大切。
いいアイデア、子育てのヒントにもなりそうです。
小さい子にも紹介してみましょうか。