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ルピナスさんなかなかよいと思う みんなの声

ルピナスさん 作:バーバラ・クーニー
訳:掛川 恭子
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:1987年
ISBN:9784593502097
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,157
みんなの声 総数 61
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  • できることをすればいい

    大人向けと聞いて気になっていた絵本。
    人生を考えるきっかけになりました。

    幼少期におじいさんに言われた
    「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしてもらいたいのだよ」

    一見すごく重くて難しいお願い。何だか胸に手を当ててみたり…。
    自分は世の中をうつくすくするために何も出来ていないけど、きっとミス・ランフィアス(=ルピナスさん)は想像もつかないことを果たしちゃうんだろうなーと思いながら読み進めました。

    まず、ミス・ランフィアスは図書館で働きます。
    それから南の島へ行ったり、山を登ったり、自分のための時間を過ごす。
    満足したところで、小さな頃から夢だった海の近くで生活することに。
    腰が悪くて自由が利き辛くなりますが、ある日をきっかけに「世の中をうつくしくするためのこと」を思いつくんですね。
    そう、大好きなルピナスの種を村中にまいて、次の春には村がうつくしいルピナスでいっぱいになるのです!

    この、自分ができることの範囲で約束を果たした点が胸にぐっときてしまいました。
    何もできないからと知らんぷりするのではなく、できることを行動にしていこうと、ルピナスさんから教えてもらいました。
    心を動かす一冊です。

    投稿日:2013/09/16

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    1
  • 自分の信念を貫くということ

    • ちょびこさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子4歳、女の子2歳

    この絵本はルピナスさんという女性の一生を綴った物語です。
    彼女は幼いころ、おじいさんとある約束をします。
    1つは「海のそばに住むこと」2つめは「世の中を美しくするために何かをする」
    ルピナスさんがおじいさんとの約束を約束を果たす方法。
    それは一体なんだったのでしょう。

    まず、この絵本の透明感のある美しい色彩に心を奪われます。
    見つめていると吸い込まれそうな、優しくて穏やかな色。
    この絵だけでルピナスさんの人生が表現されている気がします。

    物語は、ルピナスさんが図書館で働くようになったり、結婚したりと、淡々と進んでいくのに、なぜか心に引っかかるモノがあります。
    それは彼女が「世の中を美しくするため」という自分の信念を貫く姿勢が、読んだ人の心に響くからだろうと思います。
    たとえ「頭のおかしいおばあさん」と呼ばれようと、自分の意思を自分で信じること。
    そして、それがおじいさんとの約束を果たし、周りの人々をも幸せに導いてしまうのです。

    自分の人生とドラマを比較したり、映画のようだったら、と憧れもするけれど、きっと私達一人一人の人生だって、素敵な物語で溢れているのでしょう。

    将来のことを考え始める子供たちへ、また大人にも温かい絵本です。

    投稿日:2011/08/22

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    1
  • まっすぐな生き方です

    タイトルのルピナスさん、名前なのかなと思いました。
    でも違っていました。

    ページをめくって、あちこちを旅する。
    絵がとても素敵ですね。
    中でもルピナスに花がたくさん咲いているページは
    とても癒されます。

    おじいさんとの3つのやくそくを守るために
    どんどん実行していく。
    そんな人生ってとても素晴らしいなあと思いました。

    これは子供向けというよりも大人の女性に
    おすすめしたい一冊ですね。

    投稿日:2008/09/16

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    1
  • 凛として一人で生き抜いた女性

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子2歳

    ルピナスさんは世界のいろいろなところにいって、自分でいろんなものに触れ、感じて、生きていきます。最後に、ルピナスさんが、自分が世界のために出来ることとして選んだのは・・・。
    女性が一人で、自分らしく、自分の足で生きている様子が描かれて、好感が持てました。子どもがこの本を深く感じるには、ちょっと早いかも。少し経験と時間が必要かもしれません。
    すごくいい絵本だと勝手に想像していたのですが、私にはそこまで、ぐっときませんでした。

    投稿日:2017/07/05

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  • 美しく生きるということ

    情緒あふれる絵が素敵な、女の子向けの本。
    その色合いに引きつけられて、思わず手にしていました。
    ルピナスが一面に咲いたページを見ると、毎回息をのんで、そして見とれてしまいます。

    静かに、でもとても力強く一人の女性の人生が語られます。
    美しく生きるということを強く意識させられる本です。
    「世の中をもっと美しくするために、何かをしなくては・・・」
    「なにをすればいいか、いまはまだわかりませんが、
     きっといつか、わかる日がくるでしょう」
    という最後の言葉が、心に染み入りました。

    投稿日:2011/10/29

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  • ルピナスさん

    「世の中を美しくする」という代々引き継ぐメッセージ。
    世代から世代へ、リレーしていくのが素敵です。
    子供たちがどんな方法を考えるのか、楽しみです。

    投稿日:2011/08/30

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  • 一女性の成し遂げること

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    アリスは自分の将来の夢を語りながら、おじいさんに「世の中を美しくするために、何かしてもらいたい」と提案されます

    成長するに従ってアリスは図書館から始まり、あらゆる所へ訪れます

    背中の痛みをきっかけに、海に近いところに家を建てそして第3の人生としての、お爺さんとの約束を実行に移していくのです

    でもそれは本当に小さなことからでした
    それがやがて大きく広がっていき、「ルピナス」の美しい花で地域を色どるのです

    こうした普通一般女性に光を当てることで、より身近な物語になるんですね

    倒したことはできないけれど、まずは自分の周りから心がけることの大切さみたいな事が伝わってきます

    投稿日:2011/08/21

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  • 画集のような絵本

    私がバーバラ・クーニーさんの絵が好きなので、
    図書館で見つけて借りてきました。
    どのページをめくっても、それぞれがステキな絵となっていて、
    お話もさることながら、画集を眺めているような感覚になります。
    題名もさすように、「ルピナス」の花がふんだんに描かれています。
    「ルピナス」って、実際の花も美しいですよね。

    娘もこの絵本を一緒に見ていたけれど、
    内容的にはまだ難しかったらしく、
    残念ながらそれほど興味を持ってはくれませんでした。

    投稿日:2008/09/20

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  • 詩情豊かな絵とお話

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1917年、ニューヨーク生まれで、この「ルピナスさん」で全米図書賞を受賞しています。
    2000年没。

    とにかくこの絵が、特徴的です。
    板に水彩画の具で描き、色鉛筆でアクセントをつけるという画法なのですが、奇麗の一言に尽きるものです。
    ルピナスという花が、伏線にあるのですが、それを象徴しているかのように各ページ毎、一つの色を中心に描かれていて詩情豊かとでも言えば良いのでしょうか。

    お話は、一人の女性が、おじいさんと約束した「世の中をもっと美しくするために、何かしてもらいたいのだよ」ということを、その生涯をを通して見つけ出して実践したという長い時の経過を綴っています。

    人の一生って何?ということを問いかけられているような読後感があって、考えさせられてしまいました。
    子供の絵本というよりも、大人向けの絵本と言えるかも知れません。

    投稿日:2007/12/09

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  • 大人が読んでも、とても癒される素敵なお話だと思います。
    ルピナスさんのような人生をおくれたら、なんですばらしいのだろうと、うらやましくなってしまいます。
    絵もとてもきれいで、ルピナスの花が咲き乱れている様子は心がポカポカと温まります。
    私も「世の中を美しくするための何か」をこれから探したいと思いました。

    投稿日:2007/10/06

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