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母子のものがたり
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投稿日:2015/06/09 |
くまのとうさんとくまの子の、ちょっとした日常のものがたり。
いつもと変わらない日なんだけど…だけど、いつもよりたくさんどきどきしたから、くまの子にとってはきっと特別な時間。
そんな時ありますよね。
遊園地に行ったわけでもない。プールに行ったわけでもない。
どこかとびっきり楽しいところに連れて行ってもらったわけじゃないんだけど、何だか忘れられない日。
それがとても共感しやすく描かれているお話しなのですが、このお話しこそが、私にとって「特別」な時間を思い出させる一冊です。
「くまのお父さんの声って、きっともっと低くてゆっくり喋ると思うよ。」
国語の教科書『えいっ!』の音読を練習する私に、そう言ってアドバイスをしてくれたのは母でした。
当時の私は小学1年生で、授業で音読の発表をするために、家で何度も何度も練習しましたっけ。
今思うと、母はよくも飽きもせずに聞いてくれたなぁ…。
クラスメイトの前で、くまのとうさんとくまの子のセリフを、声色を分けて読むなんて、どんなに勇気を振り絞って読んだことか。
あの時の、恥ずかしながらも読んだドキドキ、今でも手に取るように覚えています。
(男友達に声色を変えることを真似されて、悔しくなったのも覚えています。)
そんなエピソードはすっかり忘れていましたが、高畠純さんの絵で絵本になること知り、鮮明に思い出がよみがえりました。
嬉しくて、ちょっぴりうるっとしてしまったり。
声色を変える練習ばかりしていたので、物語の終わり方を忘れていましたが、やっぱり最後は…お母さんなんですね。
くまのとうさんとくまの子のお話しですが、私にとっては”母子のものがたり”。
今度は自分の子どもに、絵本『えいっ!』を渡して、声色を変えて読む練習、一緒にしたいな。
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気になることばかりの絵本
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投稿日:2015/03/14 |
細かく丁寧な絵がぎっしり描かれたこの絵本。
ミグルーだけでなく、他のキャラクターもひとりひとり追っていきたくなる、ついつい夢中になった時のあのわくわく感!
まるでその世界に入ってしまったかのような、あのわくわく感!
こんなにも子ども心が掻き立てられる絵本…知ってる…
「あ、だからか!」と、インタビューを読んでわかりました。
誰しもが幼い頃にお世話になった、「ウォーリーをさがせ!」と同じ出版社から生まれたさがし絵本だったのです。
しかも、デザイナーさんは、ポール・スミスやイッセイミヤケのデザイナーさんだなんて!
びっくり、気になることばかりの絵本なのです。
内容も、気になることばかりなんですよ。
だって、細かく丁寧に描かれたキャラクターたちは、実は次のページをめくっても登場しているんです。
ひとりひとりの生活が見えてくるので、何度読んでも飽きないんです。
「今日の私はこの人!」なんて、日替わりで違うキャラクターと自分を重ね合わせて遊ぶのもおもしろいです。
立派な大人が夢中になっているんですから、お子さんはもっと夢中で遊ぶのではないでしょうか。
シリーズ期待大です!
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優しく「そっと」寄り添う言葉
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投稿日:2014/09/28 |
大好きなうんころもちくん、可愛いだけじゃなく、
これがまたいいこと言うんですよね〜。
そんなうんころもちくんの名言集が、この『そっとね』。
優しい言葉と、優しいタッチの絵で綴られていて、”癒し”そのものです。
中でもお気に入りなのが、
「たのしみがひとつ 減ってしまっても
きっとまた 形を変えて やってくるよ」
とっても前向きな言葉で、私にとって大切なメッセージです。
その他ゆるーいのもあって、
「花粉SHOWがはじまったよ」なんて、想像しただけでおもしろくなっちゃったり
「秘技!何も考えずに寝る」は、えちがわさんのおちゃめさも垣間見えたり…
いろいろな楽しみが詰まった「そっとね」、うんころもちくんファンは必見です!
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いとをかし!
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投稿日:2014/03/01 |
明らかに違う時代に生きている風の子が、突然転校してきました。
え、どこから転校してきたの?と1P目から突っ込みたくなる(笑)
クラスメイトはその個性を受け入れ切れないところもあり、たかこはからかわられてしまうことも。
大事な扇がなくなったとき、見つけてくれた「ぼく」とのシーンがちょっぴり切なく沁みます。
だけどあることをきっかけに、たかこの良さが発揮され、皆から受け入れられます。
たかこはタイムスリップしてきたのかな〜なんていろいろ想像を膨らませていたのですが、その真相は最後まで謎でした。
あくまで“平安言葉”に“十二単”スタイルのたかこ、最後まで突き通されていたのが面白かったです!
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みてるだけでわくわくしちゃう!
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投稿日:2014/02/16 |
表紙には、可愛い女の子がふたり。
おっきなリボンがとってもキュート!
なんだか懐かしさも感じる絵は、スッと乙女心をときめかせました。
ナナちゃんミミちゃんは、おばあちゃんのおうちでお姫様ごっこをして遊びます。
言葉使いも何だかおませさんで、すっかりふたりはお姫様になりきっています。
おしゃれをしてさあ、お城へ!
お城に向かってる途中、パームの影をおばけと間違えてどきっ!
お姉ちゃんらしく振舞うナナちゃんがとっても可愛いです。
ぶかぶかでも、おばあちゃんやお母さんのお洋服を着るのってわくわくしちゃうんですよね。
なりきってる途中で現実に戻るところなんか、幼い頃ならではの感覚。
たくさんの懐かしさが手に取るようによみがえってきて、心がほっこり、まあるくなりました。
このぶかぶかひめ以外の2作品も、とっても可愛いお話ですよ。
また新しい作品で、ナナちゃんミミちゃんに会えるといいな!
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こんなママ素敵!
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投稿日:2014/02/16 |
ナナちゃんミミちゃんシリーズの、ミミちゃんが主人公のお話。
ミミちゃんは、元気いっぱい可愛いおてんばさん。
スカートにアイスをこぼしてしまったり、滑り台で穴を開けてしまったりします。
あーあ、お母さんに怒られちゃうよ〜なんて思っていましたが…
なんと、お母さんはそんな失敗を可愛い水玉模様に大変身!
ミミちゃんは失敗して落ち込むどころか、どんどんそのスカートが好きになります。
可愛い水玉スカートを「いいなー」なんて羨ましく思うナナちゃんに、ミミちゃんは早速自分と同じ失敗をさせます。
(この発想がまた可愛い!)
もちろんお母さんは、ナナちゃんのスカートも可愛い水玉模様に。
んー、こんなお母さんいいですよね。
失敗を怒らないで、うきうきすることに変えてしまうんだから。
私も目指すは、ナナミミちゃんのお母さん!
とっても可愛い一冊です。
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何これおもしろっ!
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投稿日:2014/02/15 |
表紙があまりにもインパクトがあるので、
何回も見かけるうちに、すっかり読んだ気でいたんですよね。
ふと そういえば読んでないなーと気づき、全ページためし読みをしてみたら…
なにこれ、おもしろっっっ!!!
あまりのおもしろさにびっくりして、還暦を迎えた母親にPC画面を向け
読み聞かせをしちゃったくらいです。
とにかくリズムがいい。韻を踏んでいて、読んでいるとラッパーになった気分になります(笑)
最後の「ねこんだ」「きこんだ」がお気に入り。
オチも何だか間抜けで、いかに面白く読み終えるかいろいろ試してみたり。
次の読み聞かせは絶対にこれ読もう。
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バースデープレゼントに
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投稿日:2014/02/15 |
赤色が似合う元気な友人に贈りました。
しかけ絵本なのにお手頃価格、内容も可愛くて贈り物としては最高!
虫が苦手という女の子は多いですが、カーターさんの作る虫はとってもキュートなんです。
「可愛いー!!」と言ってとっても喜んでくれました♪
ハート型のラブラブなこの絵本、大好きを伝えたいときに贈る鉄板です!
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こんなにキュートな絵本、ある!?
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投稿日:2014/02/01 |
本屋さんで「あ、ツペラツペラさんの新刊だ!」と、すかさず手が伸びた私。
絵の感じはザ・ツペラツペラさんなのですが、何だかいつもと違う?
とってもカラフルでキュートな表紙に、きゅん。
「これは絶対いいに違いない。」と、1ページ1ページじっくりめくりました。
実際に読んでみると、それはそれは素晴らしいんですよ。
内容はいたってシンプル。絵の中にハートが隠れていて、「どこどこハート!」するんです。
何が素晴らしいかって、このシンプルさに詰まった濃〜い内容。
絵はカラフルなんだけどうるさくない。とにかくキュートで見てるだけで乙女心がくすぐられる!
言葉のリズムも心地よい。
その心地よさの中で、ハート探しができるなんて!コミュニケーションもばっちり取れちゃう、ママも喜ぶファーストブックです。
発売されてから、3冊購入しちゃいました。
1冊は姪っ子に、もう1冊は絵本好きな友人の誕生日プレゼントに。(誕生日プレゼントにもぴったりな内容なんですよ♪)
あとはやっぱり…自分用に!
絶対絶対読んでほしい1冊です。
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優しいお話しです
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投稿日:2014/02/01 |
言葉も物語も、とっても優しいお話し。
大切に丁寧に作られた作品なんだろうなぁ、と感じました。
クマタは、大好きな一冊の絵本を持っています。
毎日毎日読んでいて、とっても大事にしているのです。
絵本に出てくる動物に
「きみたちとってもいい子だね、ぼくは大好きだよ。」
なんて話しかけて、優しくなでるクマタの姿がとっても愛おしい。
こうやって本を大切にするのって、良いなぁと思いました。
ある日、となりの村では大雨が降ります。
村は水浸しで大変!
パパ達が村の復帰を手伝いに行く中、クマタや友達は何かできることはないかな?と考え、本を一冊ずつ贈ることにしました。
さて、クマタは何を贈るでしょう?
悩みに悩んで・・・そう、あの大切にしている絵本を贈ることにしたのです。
一番好きなものを誰かにあげるって、すごく尊いですよね。
クマタの絵本を受け取ったうさぎさんも、その気持ちをしっかりと受け止めて、「ありがとう」のお手紙を送るのも素晴らしく、学ぶものがありました。
贈り物をした後の喜びのシーンがしっかりと描かれているのが、また良いなーと思いました。
この本を読んだ後、早速私も真似して一番のお気に入りを友人へプレゼントしました。
クマタくん、大切なことを教えてくれて、ありがとう!と、撫でたい気持ちです。
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