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カブトくん自信を持っておすすめしたい みんなの声

カブトくん 作:タダ サトシ
出版社:こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1999年07月
ISBN:9784772101530
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,826
みんなの声 総数 86
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  • また会える

    “カブトくん”とはストレートな題名で、すぐに虫好きの息子の目に留まりました。作風も子供の使うクレヨンや水彩のような絵の具で親近感が湧きます。

    家では今年初めてカブトムシを飼ったんですが、秋に差し掛かる頃すべて死んでしまいました。でも数匹の幼虫を残してくれていたのがわかった時は息子もとても喜びました。その幼虫ももう直径4cmくらいに成長しています。

    しかしこの絵本に登場するカブトムシの幼虫はそんな比ではありません。成虫に育ったカブトムシがいよいよ土から出てきて「やったー!」と歓声を上げた“こんちゃん”と等身大で、顔にいたっては“すいか”と変わらない大きさでびっくりです。

    “すいか”にかぶりつく場面で「カブトムシはすいかを食べると下痢するよね?」と言うと「それはメスだけでしょ!」と虫博士気取りの息子にダメ出しされてしまいました。

    でっかいカブトムシと一緒に公園で遊んだり、お風呂に入ったりするのはきっと、作者の幼い時の夢なんだろうと楽しさがストレートに伝わってきて、息子も喜んで見ていました。湯舟にひっくり返って浮かんでしまったカブトムシを見て「そうなるわな」と笑いながら納得してしまいました。

    でもやっぱりカブトムシを森に帰そうという部分になると少し寂しさもありますが、また遊ぼうと約束できましたから、家のカブトムシとも来年また会えると約束できたようで、楽しく読むことができました。

    作者の初めての絵本ということですが、今後も虫好きを魅了する作品に期待しています。

    投稿日:2008/11/04

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    4
  • 夢をかなえてくれました

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    こんちゃんは、虫が大好きです。なかでもいちばん好きなのは、カブトムシです。冬のある日、こんちゃんは、とても大きな幼虫を見つけ、家に持ち帰って、育てることにしました。
    発想が面白い。子どもたちが大好きなカブトムシと、こんなかたちで遊べることができるなんて。
    子どもたちの夢を叶えることができたと思ったのですが、そこには無理があったということに気づかされたこと、とても大事なことだと思いました。
    夢と現実を、子どもたちにも気付かせてくれるような、お話の展開は、さすがだなと思いました。
    子どもたちの持つ大事な夢、しばらくの間、お楽しみください。

    投稿日:2008/07/20

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    3
  • 友だちのような存在

    成虫になって出てきたカブトくんの大きさに、息子は「なんでこんなに大きいの?こんなに大きくなるわけないじゃん」と驚いた風でした。

    実際にカブトムシがこんなに大きくなることはないでしょう。

    ふと思ったのは、虫好きな子どもにとっての虫の存在って、こんな風に大きなものなのかもしれないということ。

    そう思うと、この大きさにも納得がいくものがありました。

    一緒にスイカを食べて一緒に遊んで、カブトくんは友だちそのもの。

    こんな風に遊んだり、カブトくんの背中に乗って空を飛んだりはできませんが、子どもの心の中ではこんな風に遊べたらどんなに楽しいだろうと想像の翼が広がりそうです。

    虫好きなお子さんや男の子は好きな絵本でしょうね。図書館でも貸出中になっていることが多いです。

    投稿日:2011/08/22

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    2
  • カブトくんなの!?

     カブトくんの本は、とてもおもしろいと思いました。

    私はカブトムシをかったことがあります。
    カブトくんは、ほかのようちゅうよりもずっと大きくて、地めんから出てきたら、男の子の背くらいになっていたので、びっくりしてしまいました。

     男の子が、カブトムシに名前をつけてあげました。
    カブトムシの名前は、カブトくんと聞いて、私は、「あまりかわってないじゃん!」と思って、ずっこけてしまいました。

    投稿日:2012/02/16

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    1
  • 虫が嫌いな子でも

    • ススワタリさん
    • 20代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子4歳、女の子1歳

    ウチには4歳の息子が居りますが、虫は大の苦手。というのも私が虫嫌いで、洗濯物に付いて入ってきた小さな虫でも大パニックになるので、それを見ていた息子も虫は怖いものだと思ってしまったようです。
    幼稚園に行くようになり、公園で虫探しなどもするようなのですが、息子の中では虫=殺虫剤というイメージが強いようで、虫を見つけると殺虫剤を探すようなのです。
    私の虫嫌いは治りませんが、虫も大切な命であることを教えたくてこの本を買いました。
    こんちゃんが大切に育てたカブトくんはこんちゃんと同じくらい大きくなって、一緒にスイカを食べたり、遊んだりと仲良しのお友達になります。でも、カブトくんは森に帰りたくなって・・・切ないですが、最後も温かな結末になっています。
    この本を読んでからも相変わらず虫は苦手のようですが、感じ方は随分変わったようです。これからも読み続けたい1冊です。

    投稿日:2007/10/22

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    1
  • カブトくんを読ませて頂いて、感動しました。これはとても面白くて、夢を与えてくれます。私は少年時代、よく近くの森でカブトムシやクワガタと遊んでいました。このお話にはビッグなカブトムシが出てきますが、私はこのカブトムシが大好きになりました。私はこの本を読みながら、カブトムシを通して、これまで生きてきたことへの感謝とこれからまだ生きていくパワーを与えてもらったように思います。ありがとうございました!

    投稿日:2022/07/31

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  • 虫好きにもそうでない子にも

    3歳の子供が通う園でクワガタを飼っており、カブトムシも似ているからと図書館で借りてみたところ、子供に大ヒット。毎日「読んで」と持ってきます。
    お話に登場するカブトムシはとても大きく男の子のこんちゃんととっても仲良し。そして最後は森に帰っていくお話です。
    うちの子供はカブトくんの幼虫の絵を見て「クワガタの幼虫も見たよ!」や、「クワガタは触ったら挟まれるけどカブトムシは挟まないのかなぁ」等、園で毎日見ているクワガタと比べて楽しんでいるようです。
    親である私は虫が得意ではなく、本格的な昆虫図鑑に抵抗があるのですが、この絵本でしたらデフォルメされたかわいらしいカブトムシなので穏やかな気持ちで読めました。
    また、木の蜜が好き、夜が好き等、本当の生態に合致した話も出てくるため、虫の勉強にもなりそうです。

    投稿日:2021/10/22

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  • 子どもたちのお気に入り

    • イヨイヨさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    今年はじめてカブトムシを飼い、これをキッカケにカブトムシのずかんやら絵本やらを読み漁りました。その中でくりかえし何度も読んだのがこちらの、カブトくんです!
    文字量は2歳の娘には多かったですが、何より大きなカブトくんが娘のハートを射止めて離しません!
    タダさんのこのシリーズ、全部読みましたが娘はこればっかりです。

    投稿日:2018/09/28

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  • 二人の友情

    こんちゃんが冬に見つけた、とてもおおきなカブトムシの幼虫。
    この幼虫を、こんちゃんが夏まで、大切に見守ります。
    カブトムシの、季節に合わせて、成長してゆく様子が描かれています。こんな風にして立派なカブトムシに成長するのですね。
    そして夏、こんちゃんより大きいですね。
    大の親友みたいになった、こんちゃんとかぶとむし。
    でも、でも、カブトムシは森のおおきな木の蜜をたっぷり吸わないと
    元気がなくなるのです。
    昆虫を大切に思う気持ちが描かれています。

    投稿日:2018/02/22

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  • お友だちを思いやる気持ちがステキです。

    主人公の男の子の、カブト虫の「カブトくん」への
    愛情がストレートに伝わってくる、
    かわいい絵本です。

    ずっと一緒にいたいけど、
    カブトくんのためを思って、
    お別れを決断する男の子に感動。

    虫大好きな娘のために選んだ絵本ですが、
    カブトくんと男の子のお互いを大事にする気持ちに、
    お友だちっていいな、と
    あったかい気持ちになりました。

    投稿日:2016/08/25

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