「こぐまの ミモの ジャムやさん」 なかなかよいと思う みんなの声

こぐまのミモが、ジャム屋さんのおばあちゃんを手伝うストーリーです。
お店での販売、ジャム作りでの味見やラベル作り、夏祭りでの販売、と
やや盛りだくさんの印象ですが、
お手伝いをする充実感がいっぱい伝わってきます。
たくさん描きこまれた各種ジャム、夏祭りでのいろいろなお店も見所ですね。
流通貨幣が木の実というのも、ほほえましいです。
やや込み入ったストーリーなので、幼稚園児くらいからでしょうね。

ジャムのお店のお勘定は、木の実のお金というのがメルヘン〜と思ったら、ジャムのビンはしっかり煮沸して、ラベルも貼って・・・とリアル。
お鍋の中のブルーベリーもリアルでホント美味しそう。
夏祭りのいろんなお店やお客さんの様子が細かく描かれていて、楽しそうです。
ナンナおばあちゃんの眼鏡が、頭の上の方に伸びてるのは何故かしらと思いましたが、そうですよ、熊の耳の位置を考えれば合っていました。

とても話も絵も素敵な絵本で、良いですね。安心して子供に読ませてあげられる絵本だと思います。ジャムを作るシーンではとても子供と親のやり取りが上手く描かれていて気に入っています。手作りのジャム、良いですね。きっと美味しいでしょうね。ジャムを売る手伝いをするシーンも気に入っています。

話しがとても穏やかで、森の動物たちの可愛らしい物語が始まってとても楽しめます。とても美味しそうなジャム作りが始まりますが、子供にとっては少々退屈かもしれませんね。でも、出来上がると大喜び。お手伝いをしてもらいたいけれど、全部はして貰えない。色々と親の気遣いも有ります。とても優しいお話で気に入っています。

文章の長さとしては幼稚園児くらいにちょうどいい絵本でしょうか。
なつまつりの準備のお話でもあるので初夏〜晩夏あたりに読むと，一層親しみがわくかも知れませんね。
お手伝いについても書かれているので，親子で読みたいなと思いました！
ジャム作り，子供と一緒にやってみたくなりました（笑）。

こぐまのミモが夏祭りに売るためのジャムをおばあちゃんといっしょに作ります。
子どもって、案外お手伝いが好きですよね。うちの子どもたちもできることは積極的に手伝いたがります。嬉しいのですが、年齢もあって、どうしても頼めることが限られてしまうのですよね…。ミモももっとお手伝いしたい！感が伝わってきました。大きくなってもそのままでね、と母としては思ってしまいます（笑）。
朝、摘みたてのブルーベリーで作ったジャム！おいしいのでしょうね。