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ちいさい いすの はなし」 みんなの声

ちいさい いすの はなし 作:竹下 文子
絵:鈴木 まもる
出版社:ハッピーオウル社
税込価格:\1,408
発行日:2006年12月
ISBN:9784902528169
評価スコア 4.79
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  • 温かい気持ちになった

    小さい頃に使っていた大好きなイス。

    気が付けば使わなくなり、忘れ去られる。

    でも、自分が親になろうとした時、ふと町のお店でそのイスを見つける。

    なんとも温かくって、今使っている子どものモノも大切にしようと思った。

    そして、子どものお気に入りのモノは大切に撮っておいたり写真に残したりしておこうと思った。

    投稿日:2010/08/30

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    2
  • 大事にしようね!

    子どもの為につくられた、小さな椅子。子どもの成長に伴って必要がなくなってしまう日が来てしまう・・・そのとき椅子はどうなる?
    そんなお話が、椅子目線で書かれたお話です。

    この本に出てくるのとそっくりの小さい椅子が我が家にもあります。
    息子の2歳の誕生日プレゼントに祖父母からもらったものです。
    もうすぐ息子は4歳になりますが、お絵かきや工作するときには机の前で、キッチンでお手伝いするときには踏み台として、などなど現役で毎日活躍中です。
    そのせいか、息子もお話に出てくる椅子がヒトゴトには思えなかったみたいで(笑)。

    子どもを持つ親世代が読むととってもじーんとくるお話だなと思ったのですが、うちの子にも感じるものがあったようです。
    我が家にある椅子、息子には小さくなってしまっても、思い出とともに次世代に受け継いでいけたらな・・・と思いました。

    投稿日:2008/09/01

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  • 高学年になったうちの子から星5つ!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子11歳

    読み聞かせのボランティア仲間のお母さんから紹介してもらった絵本です。
    最初は「これって、子どもたちに読んでどうかな?悪くないでど、どちらかというと、大人向けの絵本じゃないかな?」なんて思ってました。
    で、気になって図書館で見つけてきて、うちの子に読んでみました。
    もう高学年なので、どちらかというと、大人に近い想いをこの「いすのはなし」から感じたかもしれません。
    そして読み終えて第一声が「いいじゃん、この話」でした。

    最近は私が「聞いて、聞いて」と、お気に入りの絵本を音読すると嫌そうな顔をすることが多い下の娘が、文句も言わずに最後まで聞いてくれた上に、この作品を褒めてる!!
    しかも、黙読した時より音読した時の方が、読み手の私もすごく物語の中に入り込めました。
    大きな起伏のある話ではありませんが、淡々と何かが胸に伝わってきます。

    何度も読むうちにドンドン味わいが深くなる作品だと思いました。
    今、手元にあるのは借りものなので、早速購入しようと思ったら、ナビでは売り切れでした。
    「最近、これ欲しい〜!」と思った絵本が、ナビショップで結構売り切れなことが多いんですよね〜。もう少しい絵本の冊数を増やしてほしいなぁ。

    投稿日:2011/04/27

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  • ぼくはちっとも変わっていないのに!

     ジ〜ンとしちゃいました。
     赤ちゃんの成長に寄り添ってきた、小さいいす。
     おやつを食べるときも、絵本を見るときも、...、しかられたときだっこして慰めてくれたときの絵に、キュ〜ンとしてしまいました。

     ある日、「かあさん、この いす、いらないよ。 もう すわれないもん」「ああ、ほんと。いつのまにか すっかり ちいさくなったわね」の親子の会話に、
     ちいさくなった?ちいさくなった? ぼくは ちっとも かわっていないのに!
     のいすの言葉にドキッとさせられました。
     確かに、そうですよね。

     この後のいすの運命に、ハラハラしつつ読み進めました。
     結果、いすにとって幸せなエンディングでほっとしました。

     ものにも心があることを伝える良い機会になりそうな作品だと思います。

    投稿日:2010/06/20

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    1
  • 親子二代で

    男の子が使っていた小さい椅子が、またその子の子供の為に使われるよ

    うになった喜びを椅子の気持ちで表現されている絵本です。

    なんて素敵な再会でしょう・・・・・

    不要になって手放してしまった男の子が、大人になってパパになる前に

    偶然見つけた小さい椅子です。自分が使っていた椅子と知らずに、大切

    な思い出の椅子に愛着があり懐かしかったんだと思います。

    家具職人のおじいさんが、「ちいさい子供と仲良くしてくれよ」と言っ

    て作った椅子を、おじいさんの思いを忠実に守っている椅子に、いつま

    でも物を大切にして欲しい思いが込められています。

    投稿日:2010/04/24

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  • 椅子の想い

    椅子と戯れる男の子がとっても愛らしいです。
    うちにも同じような椅子があるのでその椅子に寂しい想いをさせないようにしたいな
    なんて思ってしまいました。
    森の中の椅子のページがとても好きです。

    投稿日:2010/04/02

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    1
  • いすの気持ちになって

    森の木から、作られたいす。
    このいすは心を与えられました。
    このいすは、子どもが大好き。
    子どもが育ち、相手にされなくなると寂しくなって一人で旅に出ます。
    森の中でおばあさんに拾われ、おばあさんの大事な人形のいすに、おばあさんがいなくなると古道具やにおさめられ、そして、かつて赤ちゃんたった男の子が大人になって再会。
    また、大好きな子どもと一緒になれるようです。
    板に描かれたのでしょうか、背景に板の筋が見えます。
    とても暖かみのある絵に木の香りがします。
    何となくいすの気持ちになれる、良い本です。

    投稿日:2009/06/02

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  • 気持ちに寄り添う静かな存在

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子3歳

    いすの絵本って、素敵な絵本が多いと感じます。
    そのおかげで気が付いたときには、いすの絵本が大好きになっていて、
    いすが出てくる絵本は、吸い寄せられるように手にとります。

    竹下文子さんのブログ「閑猫堂」を見て、この絵本のことが書かれているのを
    読んでから、ずっと気になっていた絵本でした。
    なんといっても、いすの絵本。そして、鈴木まもるさんがベニヤ板に
    絵を描いたということが。

    木目がどんな風に印刷に出るんだろう。そして、竹下文子さんと
    鈴木まもるさんの書く、いすのおはなしってどんなんだろう。

    期待を裏切らない、優しくて温かい話で、心がホッと緩むような気がしました。
    子どもの頃のいすとの関係。
    座って、遊んで、踏み台にして。
    寂しい時、悲しい時には、じっと寄り添ってくれる静かな存在。

    狭い家で、なかなか使う時期の終わったものを取っておく場所がなく、
    近所の子にあげたり、処分したりしているわが家ですが、気持ちは同じ。
    そしてこういう絵本、読み継いでいきたいです。

    投稿日:2008/09/08

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  • 物を大切にするということは・・・

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳

    この絵本と出会ったのは、丁度一年前。
    娘が7歳の時でした。

    主人公は、小さい椅子。
    おじいさんに作ってもらった椅子が、赤ちゃんだった男の子の成長を
    見続け、そして・・・

    私が小さかった頃は、よく母から物を大切にするように言われました。
    貧しかったせいもあるでしょう。
    でも、世の中がそういう風潮でした。
    今はというと、なんでも大量生産でき、使い捨ての時代。
    それが、当たり前になってしまった現代。

    それでいいのでしょうか?
    この絵本は問いかけます。
    心を込めて作られたものには、人の温もりがあります。
    人の想いがあります。
    だから、この小さな椅子のように、物にも気持ちがあるかもしれない。
    思い出があるかもしれない。

    物を大切にするということは、作った人の気持ちを大切にすること。
    自分の思い出を大切にすること。
    それは、人を思いやり、心を大切にすることにつながるのではないでしょうか。

    最後の素敵な巡り会わせに、心をほっとさせ、優しい気持ちにさせてくれました。

    投稿日:2008/09/09

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  • おじいさんの願い

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    小さいいすは、男の子と仲良しでした。おやつを食べるときも、絵本を見るときも一緒。楽しい時はいっしょに笑い、しかられた時は、慰めてあげて、でも、ある日、男の子は言ったのです。
    「おかあさん、このいす、いらないよ。もうすわれないもん」

    使われなくなって、物置に入れられた小さないすは、そこがたまらなくいやだったのでしょう。作ってもらったおじいさんから「小さい子どもとなかよくしてくれよ」と言われたことをずっと守りたかったのでしょう。読んでいて切なくなりました。赤ちゃんの頃からずっと見守ってきた男の子から見捨てられたことを思うと悲しかったと思います。
    でも、新しい出会いが待っていました。
    心のこもった絵、一枚一枚に、本当に心が温かくなりました。小さないすの気持ちになって、笑ったり、涙を流したりしながら、優しい気持ちに、ふっとなれるはずです。

    投稿日:2008/07/10

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