もこ もこもこ」 みんなの声

もこ もこもこ 作:谷川 俊太郎
絵:元永 定正
出版社:文研出版 文研出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1977年04月
ISBN:9784580813953
評価スコア 4.73
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みんなの声 総数 747
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747件見つかりました

  • おかあさん指で紫の地面をなぞりながら
    しーん もこ
    こんどは両手を使って
    もこもこもこ にょきにょきと
    からだも動かしながら
    うでをのばしてこどもを包むように。
    ぱく

    つん
    はじぶんの鼻先につけた人差し指を
    移動させてこどもの鼻をかるくつん。

    そこからゆびはぽろりとはなれ
    両手をあげてぎらぎらから両手を合わせて
    声で ぱちん
    さいごにふんわふんわと両手がおりてくると
    しーん

    絵本を読むときにからだをつかいながら
    読むたびに
    こどもはつぎになにが来るかを知っていて
    ワクワクと期待して待っているなと。

    ママの鼻にあった指先が自分の鼻につぎは
    やってくるという予測と期待感をもって
    見つめてくるかわいい瞳を思いだします。

    投稿日:2023/05/28

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  • 我が家のみんなが大好きな絵本

    • まりべるさん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子8歳、女の子5歳、男の子3歳

    保育園で子供が好きだと聞き、購入しました。
    ざっと見て、ちょっと意味が分からない本だなぁと思ってしまいました。
    しかし、家で読んでみると子供達の食いつきが違います!特に「パチン」のページは我が家の子供達の中では、パンと手でページを叩く決まりになっているようで、みんなそのページが近づいてくるのを待ち構えていて、私が「パチン」と読み上げると、我先にとページを叩いてきます。その後、「ふんわふんわ…」のページでは体を揺らしながら聞いていて、想像力の豊かな子供達には何かが見えているんだぁと感じました。
    絵本ナビで谷川俊太郎さんの迫力ある読み聞かせを聞き、それを真似て読むとさらに大盛り上がり。父親は別のアレンジを加えて読んだりして、読む人によってもいろんな色を出せる本だと思います。
    そんなこんなで我が家では定番の絵本となり、今ではボロボロですが、読み始めると子供達がみんな集まって来ます。

    投稿日:2023/05/20

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  • いつでも楽しい

    抽象的な絵と短い言葉だけの絵本ですが、赤ちゃんから大人までみんなを引きつけます。擬音だけでその世界が想像できるのです。幼児に読み聞かせると一緒に言葉に出すことも度々あり、言葉のないページでも自分なりのイメージで言葉をつける子もいました。
    「しーん」とした世界から、「もこ」と生まれ、それが消えても最後にまた「もこ」と生まれる繰り返しが、またまた楽しみが続くことを暗示させています。これは希望のようにも思えます。
    カラフルなグラデーションの色彩も綺麗です。文字と絵が一体になったデザインもいいですね。
    何歳でも楽しめる絵本、私のお気に入りの1冊です。

    投稿日:2023/05/16

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  • 図書館のおはなし会。おひざに抱っこや、ぺたっとくっついて座る数組の親子との時間。「もこ」ひとことめから視線はページに。「もこもこ」親子お顔をみあわせたり、「つん」ほっぺやうで・・どこかに指先をくっつけたり。ページに「つん」をしにくる子も。そして「ふんわ ふんわ ふんわ」・・だれかが動き出したら、部屋のなか、あちこちで「ふんわ ふんわ」。「しーん」もとの位置に戻って「もこ」に、にやり。『もう一回!』
    楽しい「もこ もこもこ」ワールド!

    投稿日:2023/05/16

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  • この絵本だけは夫が担当。 受賞レビュー

    もうすぐ4歳になる息子が大好きな絵本です。
    まだ言葉を話せなくて、でもこっちの言っていることはちゃんと分かっているころから、この絵本はお父さんの担当。

    どうやって遊んであげたら喜ぶのかあまりピンときていない夫に「これ読んであげて」と手渡したのがきっかけなのですが、息子を膝にのせて本当に楽しそうに読んでくれるんです。

    「ぱく」とか「ふんわふんわ」とか、読み手によってこんなにも違いがあるのか!と驚愕する面白さで、私は絶対にかなわないなと思います。

    もう自分で読めるようになった今も「おとうさん、これよんで」と手渡して横にちょこんと座る息子の横に私も座って聞きたくなります

    投稿日:2023/05/15

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  • 読み聞かせて貰った!!

    • ぴー坊さん
    • 60代
    • じいじ・ばあば
    • 島根県
    • 男の子2歳

    お泊りに来る時に必ず持って来る本です。
    しーんで始まり、しーんで終わる間の出来事が楽しい様です。
    最近、お泊りに来た時に2歳の孫が私達に読み聞かせてくれました。
    全く絵本通りに読み聞かせてくれたので、とても驚きました。
    みんなでにこにこ楽しい時間でした。

    投稿日:2023/05/16

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  • 読めば読むほどに引き込まれる

    読めば読むほどにくせになる絵本だと思いました。
    さまざまな擬音とイラストが合わさって不思議な魅力があります。
    子どもに読みきかせをするときには毎回、擬音の発声の仕方などに変化をつけることでも楽しんでいます。谷川さんの朗読も動画で拝見しましたが、とても引き込まれて大人の私までわくわくしました。人によって読み方が異なると思うので、いろいろな読み方に出会いたいと思える絵本でもあります。

    投稿日:2023/05/15

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  • 最初と最後

    40年以上前、生まれたての母が初めて読みきかせてもらった本が「もこ もこもこ」だったと聞いています。そして今年、私の娘(母の孫にあたります)に「もこ もこもこ」を読み聞かせてくれた母は、翌々週に永眠しました。母が人生で初めて出会い、人生の最後に読んだ絵本が「もこ もこもこ」でした。「はじまりとおわり」そして命が連綿とくりかえされていくというテーマは、奇しくもこの絵本の内容と重なっているように感じました。

    投稿日:2023/05/15

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  • 子供の成長を感じられる絵本

    • クマヤマさん
    • 30代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子5歳、男の子2歳

    長男が2歳頃に初めて「もこ もこもこ」を読みました。最初は絵がかわいいと眺めているだけでしたが、いざ長男に読むとなると「これ、どうやって読むんだ…?」と不思議な世界のアクセントが分からず困惑しました。わからないなりに抑揚をつけて読んでいるうちに長男も楽しめるようになってきて、「ふんわふんわ」とところは我が家の盛り上がりポイントになりました。その後次男が生まれ、成長した長男が次男に初めて読んであげたのも「もこ もこもこ」でした。そして長男は僕が読んであげた時のアクセントでエンタメ性たっぷりに読み上げていて、なんというか「受け継がれている」感じがうれしかったです。それも読み方がとにかく自由な「もこ もこもこ」ならではの魅力なのかなと思います。

    投稿日:2023/05/16

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  • 初めて小学校の支援学級のこどもたちに読み聞かせをすることになった時、何を読めばいいのか途方に暮れた末に手に取った『もこ もこもこ』。
    まさか、読み始める前まで落ち着かない子までみんなが釘付けになって聞いてくれるとは!
    中には、読み聞かせが終わった後に、ぎゅっと本を抱きしめに来てくれた子もいました。
    『もこ もこもこ』ってすごい。子どもたちはどんなことを感じ取って見て、聞いているんでしょうか。
    その後も小学1年生から6年生、中学生に読み聞かせて『もこ もこもこ』の人を惹きつける力をしみじみと感じました。
    さらには、友だちの3才の子どもにも。母親が少し席を外すと泣きそうになったので、すかさず『もこ もこもこ』を読み聞かせてみると、じっっっ、として見入っていました。
    不安さえ忘れてしまうほどの威力に、本当に驚きの連続です。
    この、とてもシンプルに見える絵と、少しのことば、音に、計り知れない力が宿っているのを身をもって知りました。
    ずっと読み続けていきたいです。

    投稿日:2023/05/09

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