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ちいさなサンタさん自信を持っておすすめしたい みんなの声

ちいさなサンタさん 作・絵:葉 祥明
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,282
発行日:1995年
ISBN:9784333017676
評価スコア 4.48
評価ランキング 10,454
みんなの声 総数 32
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  • ほっこり★

    • M.Oさん
    • 30代
    • その他の方
    • 滋賀県

    単純にサンタクロースの話だと思って、正直、少し軽い気持ちで読んでみたのですが、子供たちが書いたメッセージカードのくだりで、ググッときました。
    戦争、紛争の絶えない国があるということを私たちは忘れがちですよね・・・。つらい思いをしている子供たちのために、サンタクロースが駆け回るなんて、素敵な話だと思いました!!

    また、子供たちがこの本を読んだら、たぶん、最初はメッセージカードの意味がわからずに、そのままスルーしてしまうような気がします。もし大人が読み聞かせるのであれば、補足説明が必要かもしれませんね。

    投稿日:2011/01/03

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  • 込められた思い

    立ち読み企画で息子と一緒に読ませていただきました。

    葉祥明さんらしい、幻想的で素敵な挿絵。
    そしてそのなかに込められている平和への思い。
    ひしひしと感じることができました。

    スノーボールのなかの小さなおうち。
    雪が降り積もるそのおうちの中には、世界中の子ども達の切実な願いがたくさん込められていました・・・。

    この時期、日本の街角ではクリスマスツリーが飾られ、オモチャ屋さんにはたくさんのオモチャが溢れ、テレビでは購買意欲をそそるCMが流れ・・・
    そんな商業的なクリスマスとは一線を画したクリスマスが、この本の中にはあります。

    一人ひとりでできることはほんの小さなことかもしれません。
    でも、一人ひとりがそう思って行動すること。
    それが、いずれは世界を動かせることになればいいな。
    と思わずには居られません。

    投稿日:2010/12/03

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  • クリスマスのまえに・・・

    私は、この本を購入してからは、毎年クリスマスの前に自分で読んでから、子供達に読んであげいます。内容は、世界中の子供達と動物達から大人へのメッセージです。男の子が、小さなおうちに入ると、クリスマスツリーに沢山のカードがぶら下がっています。そのメッセージを読んで男の子は、僕がサンタさんになれたらあと思うのです。その僕は、この本を読んでいる私達なのかもしれないと思います。クリスマスといえば、プレゼントやパーティーのことばかり考えている自分でしたが、この本によって、本当のクリスマスの意味を考えさせられました。少しの勇気で、全ての大人がリトルサンタになれるのではないでしょうか・・・・・。

    投稿日:2002/11/09

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  • 大人に読んでもらいたい

    クリスマスイブの夜のことです。
    主人公の男の子は、去年のクリスマスにもらったスノーボールを見ていました。そしてふと気が付くと、スノーボールの中の家の前に立っていました。

    家に入るとツリーがあって、たくさんのカードがぶら下がっています。
    それらは世界中の子どもたちが書いたカードで、戦争のこと、いつも空腹なこと、住む家がないことなどが記されていました。

    男の子は願いました。

    ぼくが サンタさんに なれたらなあ。

    すると、いつの間にか男の子はサンタになっていて、プレゼントの袋を持っていました。
    次に願うと、今度はソリとトナカイが現れました。
    男の子は思います。

    いっしょうけんめいに いのれば、 ねがいごとは かなうんだ。

    男の子は、世界中の子どもが本当に願っているものをプレゼントするため、ソリで空を飛びました。


    子どもたちが本当に願っているものとは、何でしょう?
    それは、ミニカーやボールではありません。
    絵本や色鉛筆でもありません。

    答えは、この絵本のあとがきに書かれています。

    投稿日:2020/12/23

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  • 幸せばかりではないクリスマスの現実

    クリスマスは、誰もがとても幸せなひと時になれる瞬間・・・

    一年に一度のあったかい光景ばかりを想像していました。

    でも実際には、戦争で家族が離れ離れになった子たち、
    家に帰りたい、ひとりぼっちでさみしい・・

    幸せばかりではないのです。
    そんな現実を見過ごしてしまっている私達の生活。

    ただ、キャンドルの灯った温かな、家族団らんの幸せな時間をクリスマスに求めている自分が恥ずかしくなります。

    こんな現実に目を向けなくてはなりません。

    きれいな癒されるイラストの中で、このツリーについているカードは、胸に刺さりました。

    そして、男の子がサンタになって愛を届けたいという熱い思いに胸を打たれます。

    世界中の子どもたちが・・幸せな瞬間を過ごせますように。
    そう願わずにはいられません。

    投稿日:2016/12/17

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  • 大人へのメッセージ!

    柔らかく可愛らしいタッチの絵に惹かれ,我が家の4歳の娘が読んでと。
    娘と一緒に読みましたが,4歳児にはお話の内容は難しかったようですが,きれいな絵とスノーボールやクリスマスツリーにうっとりしながら真剣に聞いていました。
    空や水平線,本当にきれいな絵で見応えがありました!

    お話の内容は,大人へのメッセージのように私には思えました!
    クリスマスツリーに飾ってあったカードには,子供達からの助けてのメッセージが。
    ひとりぼっちだったり,戦争で悲しい思いをしていたり,貧乏で学校に行けなかったり,子供の労働だったり,虐待だったり。
    子供達からのメッセージにはただただ胸が痛みました。
    この絵本の中の小さなサンタさんは,子供達の願いを届けます。
    それは子供達からのSOSが解決に向かうようにとの願いでしょう。
    クリスマスとは,世界のみんながやさしくなる日。
    とても深く,そして大人がきちんと問題に向き合わなくてはと思わせてくれる絵本でした。
    たくさんの大人達に読んでもらいたい絵本です!

    投稿日:2014/09/11

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  • 可愛い絵の、小さなサンタさんのお話かな?。と、読んでみたら、とんでも無い!!

    小さな子供が、色んな国のお友達(子供たち)の願いを知り、自らサンタクロースになり、幸せを届けようと駆け回るお話です。

    お友達は、戦争や貧困に苦しむ子供たち。そんな皆の願いは、平和な日常や家族との静かな生活・・・。ただ、毎日を笑顔で過ごしたい。ささやかな事なのです。

    平和に暮らせていること。家族と一緒にご飯を食べ、当たり前のように学校へ行き、友達と遊び、言いたい事を言え、笑ったり泣いたり怒ったりを当たり前のようにできる日々。
    そんな毎日がどれだけ幸せで大切かを、優しい言葉で教えてくれ、皆が幸せに暮らすには、どうしたら良いのかを、自然と考えるようにしてくれる、そんな絵本です。

    小さな子供には、少し難しいかもしれませんが、読み聞かせながら、自然と理解していってくれたら・・・。
    現代社会を学ぶ前に、ぜひ、子供に読ませたい一冊です。

    投稿日:2014/05/04

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  • 素直に頷くことが出来ました

    一面の銀世界が美しく、優しい絵本です。

    「心から願えば、誰でも世界中の仲間を助けることが出来る」

    とてもはっきりとしたテーマですが、
    全く押し付けがましくなく
    素直に頷くことが出来ました。

    だんだんと夜になってゆく描写が、本当に美しいです。

    投稿日:2014/01/19

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  • 心に刻んでおきたいお話

    まず、お話が始まる前に、
    “サンタクロースを必要としている 世界中の子どもたちと動物たちに”
    とメッセージがあり、普通の子供向けクリスマス絵本とは違うんだと感じました。

    毎年クリスマスの前には読んでおきたい絵本だと思いました。
    いえ、クリスマスの時だけではなく、いつでも心に刻んでおきたいお話です。

    恵まれている環境で育っている子供の一般的な考えは、
    クリスマス=欲しいものがもらえる=おもちゃ 
    ですよね。
    でも、もっと広い目で世界の子供達を見ると、、、
    家にも帰れず1日働いている子がいる。
    住むところがない子供達。
    おもちゃを求めているのではなく、助けを求めています。

    サンタさんからおもちゃをもらって喜べるのは子供にとって至福の時間。それを奪う気はありませんが、
    それがどれだけ恵まれていることなのか、家族がいるだけで幸せなことなのか、戦争がないだけでどれだけ幸せなのか少しずつ理解して、世界の子供達の幸せをも願えるような子に育って欲しいと思いました。

    投稿日:2012/12/29

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  • 思いのこもった作品

    10年以上も前の本ですが、
    強いメッセージ性を持った作品です。


    英語の文章がのせられていますし、
    戦争や貧困といったテーマもでてくるので、
    子どもたちには少しむずかしいかもしれません。

    ただ、幼い時に世界は広いこと、このことを何となくしっているだけで、
    その子の成長にどれだけ影響が出るのか。

    知っているのと知らないのと、大きな違いがでるんじゃないかなぁと思いました。
    最後の作者からのメッセージが印象的で、
    ぼく自身も同じような志でチャリティー活動に携わっていますが、
    もう一度気合を入れ直そうと思いました。


    この絵本をよんだら、お子さんも親御さんも心のどこかにある優しい気持ちが大きく膨らむのではないでしょうか。

    投稿日:2011/10/10

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