あたまにつまった石ころが」 みんなの声

あたまにつまった石ころが 作:キャロル・オーティス・ハースト
絵:ジェイムズ・スティーブンソン
訳:千葉 茂樹
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2002年07月
ISBN:9784895726306
評価スコア 4.86
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  • いつか夢はかなう

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    「好きなこと」を続けていれば、いつかきっと夢はかなう。読み終わったあとに、そんな風に素直に思える本です。将来、どんな生き方をするのか、どんな職業に選ぶのか、そんあことを考え始める小学校高学年に読んでもらいたい一冊です。

    投稿日:2006/09/17

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  • 『好き』という原動力で、大成!

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    この絵本は、よく行く図書館にの目立つ所に随分前からずっと飾ってあって、気になってはいたのですが、私自身が「石」には興味がなかったので、なかなか手に取ることが出来ずにいました。
    この絵本に出てくる主人公の『父』は、作者のお父さんで、本当にとても石が好きで好きで、その「好き」が高じて、大恐慌の職がない厳しい時代を乗り越え、石の博物館の館長にまでなってしまうのです。
    何かがものすごく好きという気持ちは、生きる上でものすごく大切な原動力になってくれますよね?
    たくさんの子供達が、自分の本当に好きなものを見つけて、その想いを大切に生きていけたらいいなぁと感じずにはいられなくなるお話でした。

    投稿日:2006/06/11

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  • 「学ぶ」ということをこよなく愛して

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子10歳

    石や鉱物に情熱を傾けた、作者の父の実話だそうです。
    周りに何といわれようと、社会情勢がどうなろうと、
    石や鉱物の探求に余念のない父。
    ついには通いつめた科学博物館の館長に認められて
    大学出身でもないのに鉱物学部長に、さらには館長にまでなるのです。
    まっすぐな情熱、そして「学ぶ」ことを愛し、尊重した姿勢がすばらしいと思いました。
    原題は『Rocks in His Head』、
    「あたまにつまった石ころが」という訳出が何とも軽快です。
    素敵な人生のエピソードとなっています。
    小学校高学年くらいで読むとより深い味わいがあることでしょう。

    投稿日:2006/04/15

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  • “生き方”を考える

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子14歳

    「大きくなったら、何になりたい?」と聞かれて、息子は小学校高学年の頃から「皆簡単に答えるけど、俺は、何になりたいかわからない」と言っています。先輩方の進路の話もチンプンカンプンのようで・・・
    目先の目標よりも、長いスパンで物事を捉えることも必要なのでは?と思っていた時に、絵本ナビさんのメルマガでこの本の紹介がありました。図書室にリクエストして昨日、届きました。「深いなぁ・・・」は私の感想。
    息子に「この本どう?」と渡すと「あぁ、この時期って世界恐慌のことね。理科で石の種類覚えさせられたし。ふ〜ん。」と言いながら最後のページまで、丁寧に読んでいました。また、いつか時間が経過した時に、「あの本どう思った?」と聞いてみようかな、と考えています。

    「なんでもお金で買える!」と言い切った方がいましたが、是非、そのような考えをお持ちの方に読んで頂きたい本だと思います。

    投稿日:2006/02/25

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  • 将来について考える大きい子に読んで欲しい。

    • やみはままさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子11歳、男の子9歳、女の子6歳

    石ころの大好きな少年が最終的には鉱物を展示する博物館の館長さんになる、という簡単にすじを書いてしまうとそれだけなのですが、自分は何が好きで、どんなことをしていきたいのか、考えてもらう機会になる、とてもいい絵本です。
    主人公の石大好きの少年が、大好きなものを大好きなまま大きくなって、大人になってもその気持ちを持ち続けて行ける、というのはなかなかできることではないと思いますが、だれにとっても、あこがれる生き方かなと、思いました。
    このお話しのなかでも、まわりの大人は「そんなもの大事にして・・・」と言っていますが、毎日の生活の中で、私自身も子どもの大切にしているものに対して、そんな風に言っていることがないかな、と反省もしました。子どもにはそれぞれ好きなものがあって、大人から見ると何の価値もないように思えても、本人にとってとても大切なものならば尊重してあげたいと、思いました。

    投稿日:2003/12/15

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  • 理想的な人生

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     石ころ集めが大好きだった、作者のお父さんの実話。小さな頃から石に魅せられた少年は、成長してからもガソリンスタンドを経営しながら石の収集を続けます。大恐慌時代、仕事のない中でも、どんな状況でも彼の生活は石とは切っても切れない関係。そして、ふとした出会いから石博物館の夜間管理人となりました……。「父ほど幸福な人生を送った人を、わたしはほかに知りません」と作者が語っているように、この絵本には「学ぶことをこよなく愛し、尊重した」お父さんの人生が描かれています。
     息子に「大きくなったら何になりたい?」と聞くと「まだ、わからない」。結構まわりの影響を受けるらしく、幼稚園のときは消防士、小学生になってからは動物のお医者さん、最近はスポーツ選手とか、おもちゃのデザイナーとかいろいろです。でも何をしようとも、本人が幸せを感じてくれるならそれでいいですよね。何か好きなこと、見つけてくれるといいなと願わずにはいられません。
     人生について語った内容、漢字も多用されていることから、対象は小学3年生ぐらいから。大恐慌時代の背景など理解していると深く読めると思います。息子はすでに現地の学校で読んでもらったとのことで、日本語でちゃんと理解してたのかな……。最近そこが気になります。
     最後にわたしの感想。こういう生き方、本当に理想的です。自分の方向についても考えさせられました。子どもだけでなく大人もじっくり味わえる、深みのある作品です。

    投稿日:2003/07/18

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